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今朝は3時半に目が覚めてしまった。起きるには早過ぎる気もするが、昨夜10時には寝たし、絵の仕事もあるので起き出した。この週末も忙しい。
あらかじめ、お知らせです。今回より6月上旬まで、絵本コンクール応募のための作業に集中したいので、絵のみ、過去に描いたものをアップさせていただきます。ご了承下さい。今日の絵は、以前、出版社売り込み用に、その出版社から出ている雑誌のページから起こしたもの。水彩と水彩色鉛筆使用。
さて、おとといの夜、遠方に住む友人から、「これ、みちこさんだよね?」と、びっくりするメールが届いた。私が書いたと思われる投書が、某女性誌の読者投稿欄に載っている、という。以前に3度、その雑誌には採用されたことがあり、都度、発売日かその前日には編集部から掲載誌が送られていたのだが、今回はまだそれがない。投稿したのも2月上旬でけっこう時間も経っており、「ボツになったな」と、忘れかけていたときだった。
翌朝、会社近くの書店で確認したら、確かにそれは私の投書だった。友人は、「採用おめでとう。やさしい、ホッとできるいい文章でした。」と。それは、言葉の暴力をテーマにしたものだった。内容は娘たちが学校で体験したこと(長女がクラスメートに傷つけられたこと、逆に次女は友人を傷つけてしまったが謝って仲直りできたこと)が中心。
しかし昨年、私自身も知人を言葉で深く傷付け、修復不可能となるような事態を招いてしまって、その反省の意味も込めて書いたもの。最近も、友達関係では本当にトラブル続きで、改めて言葉の持つ威力を考えさせられている。そんな中、これを知らせてくれた友人の「厳しい人にあの絵は描けない。道子さんの絵が優しいのは、道子さんが優しいからだもん。」という言葉は、カサついた私の心に、じんわり優しく染み込んだ。
思えば、私が本気で絵を描き始めたきっかけは、私が「もう涙も出ないんじゃないか」と思うほど、深く傷つけられて落ち込んでいる時に出逢った、一枚のパステル画だった。その絵のもつ優しさや、偶然お会いできたその作家さんの優しさに触れて、どれだけ救われたことか。「絵で、ひとをやさしい気持ちにさせることができるのなら」と、それまでよりこころを込めて描くようになった。
こんな私を、遠くからずっと支えてくれている前述の友人とは、もう、13.4年の付き合いになると思うが、東京-愛知と離れて暮らしているので、まだ一度しか会ったことがない。ある雑誌の読者投稿欄で、私が彼女の文章を読んで、家族構成から考え方、生き方までがあまりに似ていて、見過ごすことができなかった。編集部を通して私が彼女に手紙を送り、ほどなく返事がきて、それからずっとここまできた。
二人いる子供たちの年齢が同じなので、彼女のお子さんが反抗期を迎えれば、こちらも。卒業・入学の話題もぴったりと一致するので、喜んだり泣いたりするタイミングもほぼ重なっている。
この春、互いの娘が、新たな第一歩を踏み出す。まだまだ心配はつきないが、一段落した先には、彼女との再会という、大きな楽しみが待っている。
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チャゲ&飛鳥の曲を、オルゴールで聴いている。17年ほど前、長女を身ごもった私に、実家の兄が「落ち着くから」とプレゼントしてくれたCD。同時に、大好きな今井美樹ちゃんの曲のオルゴール集ももらった。
長女は3月生まれ。産院を退院してからも、この曲を聴きながら授乳したり、音量を絞って流して寝かしつけたりしたものだ。歌詞がない分、何も考えずに聴けて、アップテンポの曲もあえてスローで演奏しているので、気持ちがとても落ち着く。もう、10年ぐらい押入れに入れっぱなしだったが、訳あって今日、引っ張り出した。このCDを聴いて思い浮かぶ情景は、赤いベビー毛布や小さな枕、哺乳瓶、そして、まだ首の据わらない娘をぎこちなく抱いて、一緒に揺れている若い私。母親として、もっとも幸せだった日。
今週の私は、沈んでいる。まだ、浮かび上がることができない。
ひととの距離の取り方の難しさ、いま作っている絵本の、人からの思いのほか厳しかった評価などに・・・つまり、自信をなくしてしまっている。
こういうときは、無理に浮かび上がろうとしないほうがいいのだろうなあ・・・。心がこれ以上傷まないように、静かな音楽を聴いたり、時間をかけて丁寧にごはんを作ったりして、とにかく、「生きていられて幸せ」と感じる環境に浸っていればいい。
今日はたまたま、娘たちふたりが遊びに出ていて、夕食時には夫とふたりきりの予定。とても静かな人なので、食事時はこちらが話しかけない限り、黙っているか、テレビに向かって何か言っているか・・・それは、今の私にとっては、独りきりでいるよりも、かなりほっとする環境。
今夜は、風邪のなかなか抜けない彼のために、熱々の鍋にする。〆はきざみねぎと七味をたっぷり散らしたうどん。花冷えなのか、東京は久しぶりに寒い。あったかい鍋で汗をかき、“静かでささやかな暮らし”に感謝しよう。
今回の絵は、ちょっと上品なしょうゆの瓶。ホワイトデーにある男性からいただいたもの。その方は、他の女性たちにも同じものを配ったらしいが、辛党の私には嬉しい贈り物だ。もったいないので煮物などには使わず、玉子かけご飯やお刺身などを頂くときにだけ、ちょっとずつ使っている。実はもう、3分の2ほどは頂いちゃった。あまりにおいしいので、なくならないうちに、描いておくことにした。
東京は、桜の開花がこの週末だという。この連休にお花見に行きたかったけれど、次の週末の方が楽しめそうか。
昨日、今日と、我が家はWBCの話題で持ちきり。今日の対韓国戦は、ほぼすべてテレビで見ることが出来た。ふだんはあまりスポーツを見ないのだけれど、学生の頃、ソフトボールをやっていた関係で、野球は大好き。夫は見るだけならスポーツは全て好きで、長女は野球アニメ好きの流れで、そして次女はイチローくんが「ちょーかっこいい!」ということで、このWBCでは家族間のチャンネル争いがなく、平和に観戦できている。
さて今週は、ちょっと次女の元気がなかった。家族には、学校であったことをよく話してくれるのだが、いま、学校の雰囲気が嫌いだ、という。最近、彼女と外食もしていなかったので、「風を入れ」ようと、久しぶりに彼女の大好きな串焼きのお店に、夜、連れ出した。よく食べ、よくしゃべる次女。そういう彼女を見ているのは気持ちがいい。
「私とおねえちゃんは、母ちゃんに心配をかけてる?」と、突然聞かれて、びっくり。少し考えてから、「う~ん、そういうこともあったけれど、一番辛い時期はもう乗り越えたよ」と、正直に答えた。「母ちゃんは厳しい?」と聞いたら、「ううん、甘いよ」というので、「どういうところが?」と聞いたら、テーブルいっぱいに並んだ料理のお皿を指し、「こういうところ」と彼女は答え、豚の角煮を頬張った。ゆっくり、元気になってほしい。
さて、昨日の19日は、長女の誕生日だったので、仕事を1時間早退させてもらい、スーパーで買い物をして急いで帰った。まだ明るいうちにお風呂に入れる贅沢を味わい、上がってからピザを注文し、鶏を揚げ、サラダを作った。ケーキは、日中、姉妹にお金を渡し、好きなものを買っておいてもらった。
最近はこんな風に、誕生日に限らず、お祝いや祭事を大切にしたい気持ちが強い私。自ら“お祝い部長”に就任し、「特別な日」は手間ひまかけて、大事に過ごすようにしている。4月には、夫と私の結婚記念日がある。長女が16歳になったということは、17周年ということか。早っ!!
今日は、ちょっと遅くなったが、ホワイトデーに夫からもらったぬいぐるみを描いてみた。なぜか毎年、甘いものとぬいぐるみ。多分、絵のモチーフに使えるからだろう。「描き終わったからもういいよね」と次女。例年通り、彼女のコレクションに加わった。
今回も平日にちょこちょこと描きすすめていたので、ちょっと早めに金曜早朝更新。会社の昼休みに、ざっくりと形をとり、昨夜、パソコンデスクのキーボードをはじっこに寄せて、小さくなって色塗り。隣の私の机では、中2の次女が、折り紙で「ぐりとぐら」とどんぐりを折っていた。やはり、10時からの「嵐」の看板番組までの時間つぶしで。
前回の、ミニチュアダックス「チェル」ちゃんの絵が、思いのほか喜んでいただけたので、調子に乗って、そのお隣の派遣仲間にも声をかけ、彼女の好みの「もこもこ系」のちっちゃな秋田わんこを描かせてもらった。きょう、原画を会社でお渡しする予定。彼女もまた、来週月曜日を最後に、今の職場を去ってしまう。春というのは、寂しいことがあっても耐えられるように、神様がたくさん花を咲かせてくれる季節にしてくれたのかも知れない。Kさん、Mさん、長い間、本当にありがとうございました。一緒に働けたこと、忘れません。
さて今週もまた、高1の長女の衝撃発言があった。「かあちゃんはガサツ」というもの。きっかけは、彼女の「スランプ」だった。この日記でも何度か触れているとおり、彼女は絵を描くのが好きだ。私とは全く違う種類の絵なので、私が指導をすることもないし、逆に、人物画の苦手な私は、ときどき描く人物画のデッサンの狂いなどを、彼女に指摘されるぐらいだ。
その彼女が、最近、描けない、という。描いても描いても、へたくそに見えてしまう、という。う~ん、私にそんなことあったかな~。そもそも「スランプ」とは、歌手とかスポーツ選手とか、つまり、プロとしてそれで食べている人がなるものだと、私は思っていたのだが。「かあちゃんはそういうの、感じないんだけど。“描けない=技術的に未熟”って思って過ごしてきたし」と彼女に言うと、「かあちゃんはガサツだから気が付かないんだよ。」と彼女。つまり、彼女は繊細ということらしい。
以前から「かあちゃんはあれだけ繊細な絵を描くのに、そのほかのことがすごくザツ」と言われてはいたが、そうか、私はガサツだったんだ! これを、知人に話したら、「ガサツだとは思わない。ワガママの間違いじゃない?」とダメ押しの一発! ま、ワガママというのはかなり小さな頃から自覚があったので、今更驚きはしないが、ガサツについては新しい発見で、非常に新鮮だった。だからといって、「私はガサツなので・・・」と、何か都合が悪い時の言い訳にしようと思わないが、何か失敗をして落ち込みそうなときに、自分の心の中でだけ、「いいんだよ。ガサツなんだから、ここまでできて上等!」と、開き直りの理由にしようと思う。
さてそのスランプ娘。きのう、ネット上で、同世代の子のかなり上手い絵を見つけてしまい、決定打を浴びたようだ。私が帰る頃には、ショックでひとしきり泣き終えて、まぶたがものすごく腫れ上がっていた。その上頭痛と吐き気にのたうちまわっていた。私なら、描けないときは描かないし、それが悔しければ下手だと言われてもおかまいなしで描いちゃうけどな・・・と思ったが、そんなこと口に出したら、何百倍になって返ってくるかわからないので、保身のために何も言わなかった。「私はかあちゃんと違って繊細なのっ!」とか。
でもまあ、悔しくて泣けるというのは非常にいいこと。若者の特権だ。大人になるとなかなかそれができなくて、多くの場合、「楽な方」に逃げたりして、きちんと自分と向き合おうとしないから。気の済むまで悩んで落ち込んで泣けばいい。私もいろいろ悩みはあるが、どうしても泣けない。長女の言うとおり、やっぱり「ガサツ」なんだろうか・・・
「母ちゃんは、典型的な肉食女子。まあ、“女子”って年齢じゃあ、もうないけどね。父ちゃんは、これまた典型的な草食男子。顔もラクダみたいだし」と、長女に言われた。反論の余地、なし。
少し残業をして真っ直ぐ帰った木曜日の夜、「ひみつのアラシちゃん」が始まるまでの1時間、キッチンテーブルで晩酌しながら(娘たちは、ウーロン茶にポテチ)、女3人、そんな風におしゃべりを楽しんだ。子供は小さい頃の方がかわいいと思われがちだが、面白さでいったら、断然、反抗期の今だ。反抗期といっても、しょせんは「ヒト」という生物。言葉が通じるから面白いのだ。
今週は、火曜日に、ちょっと体調が悪くて、久しぶりに会社を病欠した。先週末のうちに「そろそろヤバイな、来週あたり」と感じて、案の定、その朝、体全体がどんよりと重く、「休みなさい」と、空から“神の声”が聞こえてきた。とりあえず、家族のほかのものたちより早く起床して、顔を洗い、朝食の準備をし、その勢いで、夜ご飯の下ごしらえまでしてしまってから、ひたすら着膨れて、一日おとなしくして過ごした。
夜は、豚の角煮だった。前の晩、やはり、“蟲の知らせ”があり、材料を会社帰りのスーパーで買っておいたのだ。さらにその日はこの冬一番の冷え込みで、みぞれも降り、愛煙家の夫でさえ、外にたばこを買いにすら出なかったほどだった。
翌日、関東は大雪の予報だったので、電車も混むし、雪だったら休もうかと考えていた。しかし、目が覚めたら雪はこれっぽっちも積もっていなかった。思ったほど気温も低く感じない。体調は完全復調とまではいかなかったものの、前日よりもかなり調子がよかったので、出社することにした。座りっぱなしの仕事なので、多少具合が悪くても、じっとしていればいい。勢いで、出社前に、雛人形をしまうこともできた。
出社して、「昨日の突然の病欠について、謝らなければ」と思ってタイミングを見計らっていたら、思いがけず、いつも仕事の指示を下さる若い男性社員の方から、「もう大丈夫ですか?(ハイ)それはよかったです」と声をかけていただけた。恐縮したが、とても嬉しかった。ますます「がんばるぞおおお!」と、やる気が出る、というものだ。
さて、三月。別れの季節。私は今の職場に派遣されて、来月でちょうど3年になるが、そのときにはすでに職場に馴染んでいた派遣スタッフが、この3月で、お辞めになることを知った。そのうちのおひとりのデスクに、いつも飾ってあるわんちゃんの写真があまりにかわいいので、お願いしてお借りした。チェルちゃんというらしい。彼女がチェルちゃんの話をするときの、メロメロぶりといったら・・・これだけ愛せる対象がこの世に存在するということは、とても幸せなことだと思う。「チェルも、ついにネットデビューね。楽しみにしてます」と彼女。喜んでもらえるかな・・・
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プロフィール
HN:
May
性別:
女性
職業:
派遣社員、イラストレーター
趣味:
読書・お酒・ガーデニング
自己紹介:
派遣社員をしながら、絵本作家目指して、年1回、コンクールに応募しています。
【お知らせ】
2010年10月17日からしばらく日記を休んでいましたが、このたび、絵本のコンクールへの応募が無事済みましたので、2011年6月13日から再開いたしました。またよろしくお願いしますね。
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