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毎日は無理だけど、毎週ならなんとか
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都合により、ちょっとお休みしますね。


 初めてづくしの一週間だった。

 前回の日記でも書いたとおり、先週は、姉に久しぶりに会った。前回は5,6年前にまだ学生だった彼女の娘たちを連れてだったが、今回は、姉ひとりで。こちらも、長女は高校生とはいえ通信制なので、仕事を始めていて、半分社会人だし、次女はちょうど修学旅行中。

 なので、姉を迎えてもまったく忙しく感じなかった。上京の目的は、ある資格試験の受験。会場である九段下の某キャンパスに送り届け、試験が終わるまで約2時間近く、武道館周辺や、皇居のお堀沿いを歩いたり、江戸城跡のナントカ門の説明を読んでみたり、文化の日で無料になっていた美術展を覗いてみたりして、ふだんの土日よりはのんびりゆったり、東京を楽しんだ。

 姉を東京駅に迎えに行ったその日、夕食づくりは夫に頼み、私たちは家の最寄り駅の焼き鳥屋で2時間ほど飲んだ。前から気になっていた店で、一度夫と行ってみたいと、ずーっと思っていたので、その偵察も兼ねて。そして、大当たりだった。「本当に安くておいしいね~ガキ(親のすねかじっている子たち)の集団はいなくて静かだし」、と、非常に満足して、帰宅したのが10時近くであったが、のんべえ姉妹なので、しっかり「おうち二次会」のための買い物を、途中のスーパーで。チーズやスナック、ナッツなど・・・

 翌日は夫も休みとあって、私たちの晩酌に付き合ってもらった。ただし、彼はもう、夜も遅いということで(大人にしては寝るのが早いのだ)、お茶と、姉のおみやげの「信玄餅」で。長女も。11時過ぎまで飲んだだろうか?姉も私以上に話し好きで、ストレスの溜まる大変な仕事をしていることもあり、話は尽きなかったが、私のあくびが出てきたところで、おひらきにした。姉妹で外飲みをしたのは、私が結婚してからは初めてだった。いいなあ~女友達みたいで。

 長女は先週から、自動車教習所に通い始めた。頭で考えて動く方なので、どうも、運転がままならないようだ。本を読んでも運転はできない。これはもう、体で覚えるしかないのだ。しかし、最近の教習所は便利になった反面、しなくてもいい性格判断みたいなものまでしてくれて、かなり言い当てられた彼女は、どよんと落ち込んでいた。「ハンドルを握ると性格が変わる」というが、あれは「変わる」のではなく、「本来の姿を現す」のだ。だからまあ、コンピュータのはじき出した彼女の性格は、知っておいたほうがいいのだろうが、残念ながら、「気をつけてください」と書かれても、根本的な性格は変えられない。彼女の性格なりに安全運転するしかない。まあこれも、今は「免許をとる」というプレッシャーで、マイナスに受け止めてしまいがちだが、道を走るようになると、楽しくてそれどころではなくなるだろう。うちには車がないので、晴れて彼女が免許を取ったら、運転を忘れないように、ときどきは車をレンタルして、比較的すいている場所へ移動し、彼女に運転させようと思う。

 次女は高校の修学旅行で、3泊4日の沖縄旅行だった。沖縄はあいにくの曇りだったらしいが、それでも青い海を見ることはできたし、東京のこの寒さに対して、「蒸し暑かった~」というぐらいの夏を感じることができたらしい。釣りの体験では、男女合わせて最高の8匹を釣って、なんだか賞品までいただいてきた。最終日に、モノレールの到着する浜松町まで迎えに行ったが、一緒に帰る電車の中で、「あとどのくらい、沖縄にいたかった?」と聞いたら、「もう1週間はいたかったな~」と、目をキラキラさせていた。彼女は海外へももちろん行ったことがなかったので、飛行機に乗ったのもこれが初めて。積み立ては大変だったが、高校の修学旅行でもなければ、行けなかったと思うので、本当によかったと思う。みやげ話は一杯あるようなので、毎晩、ちょっとずつ聞かせてもらおうと思う。

 ほんとうなら、今日は、次女のおみやげの、琉球ガラスのぐい飲みの水彩画を載せたかったのだが、彩色してから、「どうだろう?」と、娘たちに見せている最中に気に入らなくなって、意見を聞く前に破いてしまった。芸術家を気取るわけではないが、琉球ガラスの美しさがまったく出せず、沖縄の方たちに非常に失礼だ。

 代わりといってはなんだが、姉が持ってきてくれた信玄餅のパッケージを。和風なのだが、どこかモダンで、ヨーロッパの香りもしなくもない。武田信玄はこれ、食べたんだろうか?日本史に詳しい夫に聞いてみたが、「それはどうだろうなあ・・・黒蜜がまだなかっただろうから。ほうとうは食べたんじゃないかな」と。たしかに、あのずんぐりした無骨な武将が、このかわいらしいおもちに黒蜜をかけている絵を想像するのは難しい。


 先週は、極力残業をせず、早めに帰宅するようにした。そろそろ体のほうがヤバいな~と感じたから。体の調子が悪いと、精神の調子も悪くなる。なので、どちらかに危険信号を感じたら、明日に回せる仕事は回して、とっとと帰るようにしている。

 が、土曜日の午前中はやっぱりなんだか調子が悪くて、買い物はネットで済ませ、土日はひきこもることに決めた。家にいてもやることはいっぱいあった。なのでまずは、横になって、元気を取り戻さねば!

 ということで、土曜日は、きちんと布団に横になって、本を読んだり、撮りだめしておいたテレビ番組を観たりして夕方までダラダラ過ごした。こういう日はあったかくて精の付くものを・・・と、夜は寄せ鍋にした。作るのは簡単なのに、野菜も肉も同時にたくさんとれ、食器もそれほど数を汚さないので、後片付けもらくらく。

 きょう、日曜日は、おかげでちょっと元気になり、朝から英語の勉強。調子の悪いときは何をやってもうまくいかないので、やっぱり休むのが一番。頭がすっきりしてからのほうが、勉強などははかどるものだ。

 調子に乗っていろいろやると、また月曜日のからの仕事に響くので、今日もあまり詰め込まないようにした。それでもホットカーペットやそのカバーを干したり、レンジ周りを磨いたり、と、平日にはできない家事をやった。これだけできたことを、褒めることにしよう。

 さて、今週は、水曜日の夜、急遽、実の姉が山梨から検定を受けに出てくることになった。本当は木曜日だけの日帰りでもいいのだが、ゆっくり姉妹水入らずで過ごしたいので、前の晩から来て貰い、家の近くの居酒屋にでもふたりで行って、久しぶりに姉妹で外飲みを楽しもうと思う。女のきょうだいというのはいいものだ。

 今日の絵は、父親を椅子にしている次女。小学校1年生のときの彼女の作文に、「おとうさん、いつもおいすがわりにしてごめんなさい。おとうさんがだいすきです」と書いてあった。廊下に貼り出されているその作文を見て、「なんで、“おかあさん、大好きです”じゃないの?」と、夫に食ってかかったことがある。椅子については昨日、次女に聞いたら「足が長いから、安定しててラクなんだよ」と(補足:足が長いわけではなく、背が高いだけです)。なので、体重があの頃の倍以上ある今でも、父親の膝の上に平気で乗る。彼は重荷に耐えて、その度にうなだれている。ちなみに私は「電気椅子」だそうだ。ひどい。

 今でも、私はあの作文を根に持って、「椅子のくせに!!」と、夫に言うときがある。すると彼は、「よっぽど悔しかったんだね~」と勝ち誇ったような顔をする。くやしい~!!きいいいっ!


 何も予定のない週末になる“はず”だった。

 金曜日のうちに、長女が掃除をしておいてくれたし、東京は深夜から大雨で、一日止みそうになかったので、冷蔵庫のあり合わせで土日をやり過ごすつもりで、買い物にも出ず、最低限の家事の他は、好きなことをして過ごそうと決めていた。

 ところが、昨日の土曜日、高校の文化祭一日目を終えて帰宅した次女が、「明日、来られる?けっこうお母さんが来る子が多くて、楽しそうだったから・・・」と、かわいいことを言う。夫も日曜日は休みなので、何もない予定を変更して、ちょっとだけ文化祭に顔を出すことにした。

 そしてきょう、日曜日。朝10時に家を出て、1時間ぐらい、学生たちの作るお好み焼き、焼きそば、やきとりなどをつまんた。次女の彼氏や、憧れの先輩などにも「いつもお世話になってます」と挨拶をし、2時前に帰宅した。あとで聞いた話では、私は次女に「ゲキ似」らしい。当然とはいえ、うれしい。なんかの妖怪にゲキ似と言われたらいやだけど。

 最近は、家事の大部分を長女がやってくれているので、土日もけっこう楽ができるようになった。「土日は何をしている?」と、人に聞かれると、「たいてい家にいる。家が大好きなので」と答える。そして、家で何をするかというと、飲みながらの料理とか、プランターの野菜の手入れや、断捨離など、どれも家事またはその延長と言えるもの。これが趣味でなかったら、私は間違いなく無趣味の部類に入るだろう。

 ところで、去年辺りから、気持ちの不調が内臓に響くことが多くなった私。この週末も、あることを気に病んで、ときどき胃がズキズキ痛んでいた。夫に話すと、「考えないこと、忘れること」とだけ言われた。まあ確かに、いま考えて覚えておかなくてはならないことで悩んでいるわけでもない。無視してもいいことなんだ、すべて。「私は私。勝手にやってちょうだい。知~らないっ!」と無視すればいいんだ。でもそれも恐らく、5分ぐらいしかもたないと思う。性格なんだからしょうがない。

 こういうとき、夫の性格をうらやましく思う。他人に冷たいわけではない。かなり優しい人だ。恐らく、私の夫として務まるひとはこの人を置いて、私は他を知らない。訓練でそうなったわけでもなく、「だって、考えたって仕方ないことでしょ?自分の責任ではないし」という考えを持っている。そりゃそうだ。

 こういうひとと暮らせていなかったら、私はもっと若くして、何か悪いものが体のなかにできて、もしかしてこの年までは生きていなかったかも知れない、とさえ思うこともある。神様はきっと、「このせっかちな女には、こののんびりやの男がちょうどよかろう」なんて言いながら、雲の上で、パズルゲームのようなことをしながら、ペアを考えているのかも知れない。

 今日の絵は、会社の人がドイツへの出張のおみやげとしてくれた、クリスマスオーナメントのセットのうちの一部。6種類あったので、好きな柄3つを選んで、色鉛筆で描いてみた。前述の夫。このオーナメントを見たとき、「おお!大きなチョコレートがある!!」と喜んだ。彼はオトメン。甘いものが大好きなのだ。で、食べられないとわかってガッカリしていた。かわいい!!彼は、アニメ「名探偵コナン」と「べるぜバブ」をこよなく愛するラブリーな58才だ。長女のブログにも度々登場し、「パピー、ちょーヤバいんだけど」と言われるほど、若い女の子からの人気がある。そのズレ方が、今の子たちには新鮮らしい。私じゃ呆れちゃうズレも、彼女らにとっては「昭和の香り」がしていいのかも知れない。
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プロフィール
HN:
May
性別:
女性
職業:
派遣社員、イラストレーター
趣味:
読書・お酒・ガーデニング
自己紹介:
派遣社員をしながら、絵本作家目指して、年1回、コンクールに応募しています。
【お知らせ】
2010年10月17日からしばらく日記を休んでいましたが、このたび、絵本のコンクールへの応募が無事済みましたので、2011年6月13日から再開いたしました。またよろしくお願いしますね。
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