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毎日は無理だけど、毎週ならなんとか
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 晴れているけれどちょっと寒い。気分もなんだか優れない。この3月末で、約4年間勤務した今の派遣先を去ることになっているせいか。とても居心地のいい職場だったが、仕方がない。次もできるだけ長く勤めたいので、多少、間が空いてしまっても、納得のいく職に就きたいものだ。
 今朝は4時に目が覚めて、いつもなら飛び起きるのだが、何もやる気が起こらず、暫くは布団から出られなかった。しかし、その、うじうじしている自分がすごく嫌で、「はっ!!」と声を出して起き上がり、熱いお湯に浸かったら、ちょっと気分がよくなった。
 娘たちが今学年で使っていた教科書などを資源ごみとして(早々に)出して、この週末に片付けるべき仕事を、大きめのポストイットに書き出してみたら、また少し元気が出てきた。
 「だ~れも気が付かないだろうけれど、これでもかあちゃん、きょうは落ち込んでるんだよ」と娘たちに言ったら、とても意外そうだった。次女などは、一緒にスーパーで買い物しながら、「楽しい?」と聞いてくれた。家族といると、心が休まる。ひとりで料理をしていると、また次女が、「手伝うよ」といって、手伝いながら、何か話してくれて、気持ちがまぎれた。
 一緒に料理をしながら、次女は、都立高校の合格発表の二日後ぐらいに、実は泣いてしまったということを、話してくれた。ちっとも気が付かなかった。切換が早く、ノーテンキな子だと思っていたのだけれど・・・やっぱり、初めての挫折は、大きなショックだったらしい。
 なんだろう・・・次女の受験が終わり、TOEIC TESTが終わり、派遣契約も終わる・・・なんだか、目標を見失っている気がする。来年度もNHKの「ラジオ英会話」を続けるべく、昨日、テキストを買ったのだが、年初に決めていた「イタリア語の勉強を始める」は、延期にすることにした。英語は相変わらずしゃべれないし、絵本コンクールでもまだ結果を出していない。あらゆることが中途半端のままだ。
 いま目標にしている「英語を話せるようになる」と、「絵本コンクールで一次選考を通過する」のどちらかでも達成したら、次の目標に向かって動き出そう。
 きょうの絵。やっと家にたどり着いてガックリと肩を落とすパンダ君。お友達を見つけるために、勇気を出して外に飛び出したというのに、結局、逃げ帰ってきてしまったのです。
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 まず最初にご報告。先日応募した「講談社絵本新人賞」ですが、一次選考を通過しませんでした。応募は644作品で、一次選考通過はそのうち60作品、二次選考通過は19作品だったそうです。残念ではありますが、今回はとにかく応募することが目標でしたので、よしとします。そして、次回は一次選考通過を目標にすることを、ここに宣言いたします。
 「一次すら通過しなかったよ・・・ま、応募するのが目標ではあったんだけど、やっぱりちょっと残念だな」と長女に言ったら、「でも、それ、すごいこだと思うよ。」と彼女。この言葉が、今回の一番の収穫だった。長女にはすでに次回作についての相談をした。私の作品の問題は、絵、お話ともに、インパクトに欠けること。なので、次回作は、まだ見たことも、読んだこともないものにする。モデルとなる人物とコンセプトを長女に話したら、「いいと思う」と言ってくれた。
 早速、ブログの絵を、今までよりちょっとはっきりした感じで描いてみた。今まではポイントにしか使わなかったアクリル絵の具を使い(水彩は一切使わずに)、それだけで描いてみた。しかも、ものすごくざっくりと形をとって、思い切り濃い色を塗り重ねてみた。はじめ、アクリルの速乾性に馴染めずに、一枚目は失敗して破いてしまったが、これは二枚目。逆にその特性を生かして描いてみた。塗り重ねても滲んだり濁ったりしないので、気の済むまで色をいじれる。子供の頃の「図画」のように、楽しく描くことができて、完成したときは、とても気持ちがよかった。
 出来上がった絵を家族に見せてみた。「いつもの絵は詐欺だよね。繊細だもの。」と長女。本来、私の性格なら、こっちの絵だという。次女は、「おいしそ~」とだけで、技術的なことについてのコメントはナシ。主人は、「うん、ハッキリしてきたね」と。
 きれいな絵はもちろん、好きだし、愛されると思う。でも、絵本の絵は、それだけではだめだ。「ここ」というところは、迫力が出せなければいけない。次回の締め切りまで一年近くあるが、もう、テーマと絵の方向性が決まったので、さっそく動き出そう。ほぼ一年後の「中間報告」で、みなさんにいいお知らせができるよう、がんばります。
 今日描いたのは、実家で大量にいただいた、某老舗洋菓子メーカーのパイたち。兄はそこの社員で、よく、社員販売でチョコレートや焼き菓子を大量に買ってきては、分けてくれるのだ。描いている間、甘い香りの誘惑が・・・でも、たくさんあるからといって好きなだけ食べていたら大変なことになるので、私は「一日一個まで」と決めている。娘たちと主人は甘党なので、毎日5、6個食べている様子。知らないぞ~


 ベランダで育てている中玉のトマトが、やっとふたつだけ、赤く色づいた。実の数だけ見たら、今年は豊作の予感。まだ、虫にもやられていない。きゅうりはすでに2本収穫して、新鮮なうちにサラダにして食べた。茄子は最初の一個は小さいうちに収穫したほうが、次が続きやすいと聞いたので、長さがまだ4cmにも満たないうちにとって、素揚げにしていただいた。この3つの野菜は、我が家の夏の定番。
 大葉も元気だ。去年は、同居の義母が何かのイベントで、無料でもらってきたという苗を育ててみたら、こちらも、収穫が追いつかないほど次々と、鮮やかな緑の葉を増やしていった。手入れが非常に楽だし、場所もとらないので、今年は自分で苗を買って育てている。春巻き、手巻き寿司などに毎回十数枚使っても、どんどん新しい葉が出てくるので、同じく趣味で野菜作りをしている、会社の派遣仲間に少しおすそ分けしたりもした。彼女はベランダなどではなく、庭で、家族だけでは食べるのが追いつかないぐらい、野菜を作っているが、大葉はまだ育てたことがないらしい。
 先日、「鉄腕DASH!」の中の「DASH村」で、TOKIOのみなさんがアスパラガスを種から育てて収穫するまでの様子を放送していて、とても参考になった。ああして3年分の記録を画像で見せてもらえると、本ではわからなかった部分が絵として確認できて、自分のやり方のどこが間違っていたかがよくわかる。きのうの土曜日のうちに絵を描き終えたので、きょうはそのアスパラの手入れを中心に、天気が崩れる前に、ベランダ全体の整備をする。幸い、きょうは涼しく、野良仕事日和だ。
 きのうはやっと、ホットカーペットや、その上に敷いているじゅうたんをベランダに干して、夕方、夫と一緒に押入れにしまった。地球温暖化のせいか、年々、季節の変わり目がわかりにくくなってきてはいるが、こうして、じゅうたんをしまったり、梅酒をつけたり、夏の衣服を出してアイロンをかけたりして、季節の終わりと始まりを感じることができる。
 きのう描いたのは、北海道の夏の風景。ラベンダーの色としっくりくる絵の具がどうしても見つからない。で、じーっとその写真を見ていたら、「青か!」と気が付き、紫色の上に薄くしたウルトラマリンブルーを重ねたら、ラベンダーの色に近づいた。こうなればしめたもので、あとは根気よく一本一本、細い筆で描いていくだけだ。しかしこの方法は、水彩だと、下の色が落ちやすいので、今回はラベンダーの部分だけ、アクリル絵の具を使用した。動物の毛や、それを模したぬいぐるみの毛の感じを出すのにもこの画法を使うことが多い。栗のイガもそう。手間さえ惜しまなければ、大抵のことは理想の方向に近づく。
 金曜日から次女が体調を崩していて、昨夜も頭痛であまり眠れなかったようだ。期末試験の疲れもあったのだろう。今朝は好きなだけ寝させておこう。そして夕食は、その次女のリクエストで、季節外れのホワイトシチュー。暑い時こそ、熱々のものをいただいて、もうすぐ始まる30℃越えの夏日に負けないように、しっかりと体調を整えなくては。


 関東も梅雨入りした。でも、スコーンと晴れた沖縄の空の絵。
 海や空にはさまざまな表情がある。参考に、と、旅行代理店で、沖縄と北海道の空がきれいに写っているパンフレットを4部ほど頂いてみた。改めて見てみると、いかに自分が今までいい加減に空の絵を描いていたかがわかった。
 空の絵だけではない。先週の日曜日に応募した絵本新人賞のための原画には、パンダをはじめ、計5種類の動物を描いた。キャラクターはオリジナルであっても、やはりウソはよくないので、出来る限り資料を集めて、細部を調べて、それを簡素化して描いたつもりだった。
 それなのに、例えば毛刈りのあとの羊がいぬに見えたり、トラがどのシーンでも爪を立てていたり、と、けっこういい加減なところがあった。気が付いたときにはもう遅く、修復不可能なところまで来ていた。このモヤモヤは、次回への課題となって残された。
 さて、いま、依頼されていながらまだ手付かずの絵が数枚ある。これから暫くはそれにかかりきりになるが、同時に、そろそろ真面目に「売り込み」を考えなければならない。
 これまで、絵は趣味の延長として、楽しみながら描いてきたが、このご時世でしかも、40歳をとっくに過ぎてしまった今では、この先いつまで派遣で食べていけるかわからない。今までも、お付合いのある関係者には、いくつか口頭では提案のようなことをしてきた。が、今ひとつ真剣みが足りなくて、きちんとした形で売り込まなかったために、すべて自然消滅。コネがあるのに動かない。まったく、贅沢な話だ。
 希望は、食べものや野菜づくりについて文章を書いて、その挿絵を描き、まとまったものにすること。でも、需要がなければ、いくら私が楽しんで描いたって、依頼がこない。まずは、市場調査が必要だろう。


 真夏日だ。今日の東京は29℃まで上がるらしい。で、今日は貝の絵を載せてみた。かなり昔、サンリオ出版から出ていた「詩とメルヘン」という雑誌の、月例イラストコンテストなるもので、「選外秀作」として掲載していただいたもの。やなせたかし先生の寸評つきだった。こうしてみると、私は青が好きみたいで、過去の絵を見返すと、圧倒的に青いものが多い。これから暫くは、もっとも青を使いたくなる季節が続く。
 今週は火曜日から、派遣の仕事の方が急にものすごく忙しくなった。しかし、ずっと暇すぎて辛いほどだったので、この忙しさは涙が出るほど嬉しかった。もちろん、気の済むまで残業をした。暇な時でも同じ時給を頂いておいて、忙しくなったら「残業はしません」では、派遣社員の存在価値が薄くなる、というものだ。幸い我が家は子供がもう大きいし、夫も家で仕事をしている。何より私は今の仕事が好きで、天職だとさえ感じているのだ。
 ある晩など、「今日は急いで帰っても、ご飯つくるの大変なので、なんか買って食べてて」と会社から電話すると、娘たちは大喜びで、KFCのフライドチキンを父親にリクエストした。ああ、イベント日でもないのに出費が・・・
 やっと会社を出て長女に「かあちゃんの分は、何買ってくれた?」とメールで聞いたら、夫が完璧に私の好きなものを買っておいてくれたらしい。「さっすが。とうちゃん、素敵!やっぱり、好みわかってるんだ~」とメールすると、「やっぱり夫婦なんだね~」と長女。ふだん、私にというより、新聞やテレビに向かって独り言を言っている方が多い夫だが、会話はなくとも、ちゃんと私の好みはわかっているみたい。
 その嬉しい忙しさのさなかに、昔の派遣仲間から、とてもすてきなメールがあった。私が絵本のワークショップで、卒業作品として作った第一作目の絵本「あかいベビーもうふ」のご注文が、なんと4冊もあった。これは、絵の出力以外は全て手作りでするため、非常に手間がかかる。初めてのときは、お付合いのある広告代理店さんのご厚意で、その事務所のパソコンとカラープリンタをお借りし、当時勤めていた印刷会社で、紙の断裁などをさせてもらった。
 注文をくれたYさんは、まさに今、子育て真っ最中のママさん。送られる写真画像は、やはり彼女に似ている。私は25歳で長女を産んだので、まあ今の時代にしては普通かもしれないが、彼女は30を過ぎてからだったので、体力的には大変かとは思うが、大人な分、仕事や人間づきあいなどで精神は鍛えられていたはず。なので、「(娘ちゃんの)芸も少しずつ増えて面白くなってます」と、余裕の育児レポートにはうなづける。もし、いま、私に第3子ができたら、こんなふうに子育てを楽しみたいものだ。
 あと半月近くは、絵本コンクールの追い込みで、仕事と家事以外には何も手を出せないが、無事応募できたら、また製本の一日レッスンなども受け直して、今回応募する新作分も含めて、また絵本づくりに没頭したい。
 全く無名のイラストレーターである私の絵本を待っていてくれるひとがいる。死ぬまで、私の作品が書店に並ぶことはないかも知れないが、それでも、私の絵を楽しみにしてくれるひとがいる限り、描き続けたい。
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プロフィール
HN:
May
性別:
女性
職業:
派遣社員、イラストレーター
趣味:
読書・お酒・ガーデニング
自己紹介:
派遣社員をしながら、絵本作家目指して、年1回、コンクールに応募しています。
【お知らせ】
2010年10月17日からしばらく日記を休んでいましたが、このたび、絵本のコンクールへの応募が無事済みましたので、2011年6月13日から再開いたしました。またよろしくお願いしますね。
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