絵本大賞、TOEIC、野菜いっぱいの食生活

　この土日、東京は夏に戻ったような陽気で、朝から半袖で過ごしてちょうどいいぐらいだった。

　今日は次女と一緒に銀座に出た。次女を美容院に預け、私は、近くのドトールで、カプチーノを飲みながら、次回の絵本大賞に応募するための絵本のストーリーを書いた。

　「今日のこの時間に、決めるのだ」と決めて、小さな丸テーブルに、毎年使っている無印の罫線のないノートを広げ、その作業に神経を集中させた。2時間15分かかって、何とかたたき台ができた。あとは、パソコンで編集し、寝かせる。その間、キャラクターやコマ割りを考える。地味な作業だけれど、ここが一番大切。ここを疎かにすると、完成近くなって、取り返しのつかない間違えに気付き、後悔することがある。さすがに4回目の挑戦なのだから、そういう残念なミスは避けなければ。

　さあ、これから来年の6月半ばまで、頭の中は絵本のことで一杯になる。毎年のことだが、このイベントがあってこそ、私の人生は前に進んでいるような気がする。80歳になるまで続けようとは思わないが、諦める理由も見つからないので、もうちょっと頑張ってみようと思う。

　さて、前回の日記で少し触れた、9月受験のTOEIC TESTの結果。スコアはお恥ずかしくてとても発表できないが、前回のスコアからの伸びが凄かった。なんと、トータルで90点のアップ！！今回のテストは、今までで最も手ごたえがなく、できているんだかいないんだか、まったく読めなかった。でも、真夏の特訓の成果はちゃんと出ていた！！それにしても、リーディングに関しては、たったの15点しか伸びておらず、勉強方法を見直さなければならないだろう。次回への課題としよう。

　ところでこの一週間は、実家からもらった野菜を毎日たくさんいただき、とても贅沢な食生活を送ることが出来た。体の調子がいい。相変わらず睡眠時間は少ないが、ぐっすり眠れて会社でも眠くならない。20代、30代では気付かなかったが、食事の内容というのは、生きていく上でとても重要事項だということに、40代でやっと気付いた。

　それとはまた別に、最近は、娘や夫が平日の夕食を一日ずつ担当してくれるようになり、その献立が毎週の楽しみとなっている。先週火曜日は長女が担当で、もやし肉炒めとポテトフライ。とくにポテトフライは、なぜか冷めてもカリカリしていておいしかった。どちらも長女の好物なので、今後もこれは続きそうだ。水曜日は夫で、野菜炒めとワンタンスープ。この野菜炒めが絶品だった。私の野菜炒めとの違いは、きのこが入っていること。しめじだったが、香りと出汁が出ていて、お店で出すような出来だった。夫本人は、いまひとつ満足していなかったようだが、できたら今週も作ってもらいたいぐらい、夫の作る野菜炒めは私のお気に入りとなっている。

　今週はもう、昨日のうちに平日3日分の夕食の仕込をして冷凍したので、これで残業もへっちゃらだ！！
　

一日遅れですが

　きょうの夕方、茨城の実家から東京の家に帰りました。ただいま！

　あちらは思ったほど寒くはなく、今日の日中などは、南向きの居間の室温は、29℃にまで上がったほど。ほとんどの時間を半袖で過ごした。このブログにも載せた、父の肖像。認知症の始まっている父でも、「見たことあるひとだな～」なんて、言いながらも。「ありがとうな」と受け取ってくれた。絵などにまったく興味のない両親や兄の話題は終始「ブラックバス」の細部について。「太ったバスだ」とか、「口は開けているのか？」とか・・・まあ、私が他人の絵描きだったら、相当失礼だったであろうことを言いたい放題。まあ、身内だから多目に見よう。父の顔は「よく似てる」と言ってくれたし。

　その前日、知人に誘われて、けっこう大規模な持ち寄りのハロウィンパーティなるものに、生まれて初めて参加した。持ち寄りの手土産を何にしよう・・・と悩んだ末、「かぼちゃのひとくちコロッケ」に決めた。前日に、失敗したときのための保険に、と、デパ地下でおつまみチーズや老舗パン屋のグリッシーニを買っておいた。

　いよいよ当日。スーパーでかぼちゃをまるまる一個買い、鍋でふかして、マッシュして、たまねぎと挽肉をいためたものをまぜ、コク出しに生クリームを少しまぜ、塩・こしょうで味をととのえ、小さなピンポン玉ぐらいの大きさに丸めたものを、220個作った。それにフライの衣をつけて、約1時間かけて全てを揚げた。市販の冷凍コロッケよりも、「パンク率」が高く、人様に召し上がっていただける美しい球形になったのは、約180個。それらを、使い捨ての紙のケースに入れて、ソースを入れる小さな容器をつけ、ソースは家で使っている「中濃ソース」大きなボトルを一緒に持っていった。

　少し遅れて会場に到着。乾杯には間に合ったが、みんな素晴らしい手料理を持ってきていて、気後れした私は、まずは無難なグリッシーニとチーズだけ出して、様子を見ることにした（ちっちぇーな～）。しかし、宴が進むうちに、料理の入れ物もカラになるものが増えてきて、物足りなくなってきたので、「実は・・・」といって、勇気を出して、コロッケの箱を差し出してみたところ・・・あるネイティブスピーカーの若い女性が、「あなたをお嫁さんにしたい！！」というような意味の言葉を英語でかけてきて、ぎゅーっとハグしてくれた！「私はかぼちゃが大好きなの！」と。連れの英語のわかる日本人に何か聞いてから、「リョウリジョウズさん」と言われた。数人のネイティブスピーカーの見守る中、「ここは何か気の利いたことを言って笑いを取らないと・・・」と考えた末、「I think so !」と言いながら“どや顔”をしてみた。これには外人さんたちも笑ってくれて、ホッとした。下手な英語で、「いや～そんなことないですよ～」と謙遜するより（第一、そんな長い英語、言えないし）、このくらい言い放つ日本人の方が、英語圏の方々には好印象だろう、と思って。

　結局そのパーティは22時過ぎにお開きになったものの、地元での開催だったので、二次会は24時近くまで会場近くの居酒屋で続いた。ほとんどの方が初心者でしかも、日本語が通じない人も多かったが、「英語はこころ」。わからなくなったら、「Welcome to Japan !」と言ってグラスを掲げれば、笑いが起き、握手し合って、ひとつになれた。

　翌朝は、食べすぎか？二日酔いか？吐き気と腹痛にちょっと苦しんだが、頭痛はまったくなくて、逆に意識は冴えてさえいたように感じた。

　パーティ、里帰りと、慌しい連休だったが、とても楽しい3日間だった。その少し前に先月受けたTOEICの結果が出たが・・・、もう長くなっちゃったので、次回の日記に詳しく書く事する。

　きょうの絵は、母が趣味でやっている畑でとれたししとう。赤いのは育ち過ぎちゃったものだそうだけれど、とても鮮やかだったので、お絵かき用に摘んでみた。

一週おやすみします（たぶん）

昨日は更新できなくて、今日も朝から忙しい・・・
今日、明日、里帰りしてきます。
あちらでいい絵が描けたら、更新します。

行ってきま～す！

秋の服を買った

　突然に秋がやってきた。
　
　先週は寒いぐらいの日があり、平日5日とも秋の服を着て、ブーツを履いて出勤した。念のためにしまわずにおいた夏のワンピースも、今日は手で洗って、乾した。

　昨日は長女と一緒に新宿に買い物へ。父の肖像画を入れる額を買いに大きな画材店に行った。そして、若いひと向きのデパートを2軒回り、長女の財布をみたり、私と次女の傘を買ったり。そう、傘は台風で2本、壊れてしまったのだ。

　あいにくコレッ！という財布は見つからなかったようだが、長女にも収穫はあった。体質的に“絶対”というほど外食をしない彼女が、イートインのあるベーグルショップで、ランチができた。よほどおなかがすいていたのと、ショップの清潔感と、食欲をそそるようなディスプレイのせいだろう。10月始まりのリングタイプのスケジュール帳も、探し求めていたデザインのものがあったようだ。

　私は、新宿ではほぼ予定通りの買い物しかしなかったが、地元に戻ってきて、安いギャル服を売る店で、ワンピースに一目ぼれ！試着もせずに買ってしまった。2590円也。これはお買い得だった。色違いのものもあったので、近いうちに別の色のも買っちゃおうと思う。絵にしてみた。こんなふうに、茶の乗馬靴のようなブーツと合わせようと思っている。

　会社の女性に、ブーツがかわいい、と褒められた。一昨年の春ごろ、冬物のバーゲンで、デパートで3000円で買ったものだ。今シーズンはまだ買えない。でも、バーゲンが始まったらブーツを1足は買う予定。

　やっぱり、ファッショの話だけでは終わらない私の日記。

　今日は朝食の後片付けをしながら、豚の角煮を作り、昼食の後片付けをしながら、ポテトサラダを作った。角煮は冷凍して、後日温め直していただく予定。今夜はさんまとポテトサラダと野菜の揚げ浸し。先週、なす、かぼちゃ、長ねぎ、にんじんがそれぞれ半端に残っていたので、すべて揚げ浸しにし、タッパーに入れて冷蔵保存したら、2日、夕食の食卓に出すことができた。カロリーは高いが、野菜がたくさんとれていい。

　「残業が多くて、平日の夕食はどうしているの？」とよく聞かれるが、遊んで遅くなるわけでもないので、もう高校生の娘たちは怒ることもないし、空腹に耐えられなければ、なにか簡単なものを作って食べる。疲れて帰ってきて、“遅い”なんて文句を言おうものなら、私に刺されかねないいと常々危険感を持っている夫はもちろん、だまっているし。

　長女と夫が最近、週に一日ずつ、夕食を担当してくれるようになった。大変なようだが、「かあちゃんはこれを、仕事から帰って来てからやっているんだ・・・」と、長女が言っていた。それがわかってもらえただけで、意義がある。

　さあまだ外の明るいうちに、ゆっくりとお風呂に浸かり（今日のお風呂のお供は、田辺聖子さんの「苺をつぶしながら」）、ラジオを聴きながら冬物の靴のよごれをふいてしまい、まだ出していないブーツを出して磨こう。そして、さんまを、冷たいビールで！！

ひさびさに長女と海さんぽ。

　またまたの3連休。しかも涼しくて過ごしやすい週末だった。

　しかし先週は、東京にも台風が直撃し、帰宅難民まで出た始末。私は、会社の指示で午後3時過ぎに退社し、何とか家には帰ることができた。電車は折り返し運転で、私の家の最寄り駅には停まらず、迂回した先の地下鉄は朝のラッシュ以上の超満員、傘は壊れ、「雨が当って痛い」という思いを、生まれて初めて経験した台風だった。

　ともあれ、やっと秋がきた。3連休の一日目は、久しぶりに長女と海まで歩いた。運動不足解消が目的。ここのところ、恥ずかしながら肩がすごく凝ってしまって、ストレッチに加え、ヨガも取り入れてみたが、今のところ効果は見られない。海への散歩は、途中、緑も目にやさしく、何より、あちらに到着すれば、目の前に（青くはないにしても）海が広がっているのがいい。秋の晴天の空は海の色に関係なく青く、絵に描いたようにふんわりとした雲が浮かんでいる。野良猫にも会えて、精神衛生上とてもいいのだ。本当はあちらで、冷たいビールを飲みたいところだが、せっかくの運動がおジャンになるのでがまん。

　この3連休は、新しい料理に挑戦しようと目標を立て、一日一品、お気に入りの料理ブログから、食べたい料理（すべておつまみ系）のレシピを印刷し、夕方、カクテルを飲みながら楽しんで作ってみた。おつまみのつもりだったが、まだ飲めない娘たちや、あまり飲まない夫にも好評であった。料理は楽しんで作ると、更においしくなるのだろうか？

　今日でこの連休も終わり。録画を見ながら、秋の服にアイロンをかけたり、取れそうになっているボタンを付け直したり、押入れからブーツを出して磨いたりした。秋の支度。

　海から帰る途中、まだイガの青い栗がたくさん落ちているのを見つけた。恐らくは先週の台風のせいで落ちてしまったのだろう。どんぐりと一緒に持ち帰り、ひさしぶりに私らしい絵を描いてみた。外出から帰った夫に「見て見て～午前中、たった3時間で描いたんだよ！」と得意げに見せたら、「だから肩が凝るんだよ！！もっとのんびりしなくちゃだめでしょ！」と怒られた。だって、他にもやりたいこといっぱいあるんだも～ん・・・