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机の上が、とてもすっきりしている。今朝、絵の具をしまい、筆やパレット、水入れなどをきれいに洗った。
今日の午前中、「講談社絵本新人賞」への応募を完了した。これに応募することだけが、私の、今年の目標だった。
今朝は4時前に起きて、原画16枚の最終チェックと手直し、トレペをかけて文章を書き込み、Webからのエントリーをしてから原画を梱包し終えたのが8時半。朝食と洗濯を済ませてから、近くの郵便局本局窓口へ、郵送しに行った。
郵便局を出てから、曇り空を仰いで、「ふう。」とひとり、大きく息をついてみた。帰り道に、「目標を達成した自分へのごほうび」と、いつもの発泡酒ではなく、エビスビールでも買おうとお店に入ったが、あまりにも高いのであきらめて、大好きな「ピーナッツかりんとう」(99円)にしておいた。これなら、家族みんなで楽しめる。
家について、長女にかりんとうを見せたら、「かあちゃんのごほうびって、ちっさ!」と言われた。いいんだ。最近、難しい年頃の娘たちでも、私の相手をしてくれるし、中3の次女など、やっと、親が言わなくても勉強をしてくれるようになったので、それだけで私にとっては「ごほうび」。とても、しあわせ。
ということで、きょうは、冷凍ピザやポテト、スナック、サラダ、そしてピーナッツかりんとうなどで、家でささやかに「打ち上げランチ」を催すことにしている。発泡酒だけれど、大事なのは、モノではなく、ココロ。私が、家族が楽しければいい。
作品の評価だって、今回は初めての応募だし、絵本作家志望なんていくらでもいるので、応募したところで一次選考にさえひっかからないかも知れない。でもいいんだ。今年の目標はとにかく「応募すること」だったから。去年は、身の回りに起きた様々なアクシデントを言い訳にして、応募しなかったのだ。
ひとの評価がどうであろうと、応募できたことを自信にして、プラス、作品制作途中で感じた「ああすればよかった、こうすればよかった」と感じたことを記録しておき、次のチャレンジに活かしたい。
たかだか応募しただけで、この充実感。こんなにいい気分になれるのなら、毎年だって挑戦したい。いま温めているお話を、さっそく来月あたりから、形にしていこうと思う。
今日の絵は、応募した絵本作品のうちの一場面。反省点はいろいろあるが、わたしにとっては、いとしい一枚だ。
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先週の日曜日に、次女と一緒に梅酒を漬けた。初めて漬けたのは去年で、仕込んでから半年後に「解禁」した。少しずつ、大切に飲むつもりが、思いのほかおいしくて、一ヶ月もしないで無くなってしまった。夫のひんしゅくを買ったので、今年はその倍量、漬け込んでみた。
昨日の土曜日は、きゅうりの苗と、追加でナスの苗を植え、新たにアスパラガスの種も撒いた。2年前にもアスパラガスの種は撒いたのだが、移植のタイミングを間違えて、どうも発育がよくないので、今年は土作りから研究してやり直してみた。これで、食べられるのが「うまくいって」2年後。気が遠くなるが、その間、梅酒を漬けたり、アスパラが太くなっていくのを見守る楽しみもある。
こんな風に、この一週間は、派遣の仕事をしながらも、「夏仕事」のことを考えたり、実際にやってみたり、なかなか楽しい時間を過ごした。
そして今日、日曜日は、中3の次女の運動会だった。昨日まで東京は天気が悪く、予定していた土曜日の開催が一日延期になった。しかし今日のこの真夏のような快晴。焼けることは天気予報で予想していたので、顔にも手にも日焼け止めをたっぷり塗った上に、長袖のシャツを着て、手袋をして、つばの大きな帽子をかぶって完全武装していった。
朝は5時に起きて、次女を含めた我が家用の分のお弁当(いなり寿司、鶏のから揚げ、アメリカン・チェリー)を用意した。そのほかに、クラスのお友達と分け合えるようにと、大量のサンドイッチと鶏のから揚げを別に用意した。中学3年生の胃袋だ。おまけに、一日運動するわけだから、それだって足りないだろう。胃袋だけの問題ではなく、「ガッツリ食べて、みんなで力を合わせる」という思い出作りをするための、ほんのお手伝いのつもりで。次女はまだ帰宅していないが、お弁当箱が空で戻ってきたらすごくうれしい。
義務教育最後の運動会だった。「お姉ちゃんも来てね」と、普段けんかばかりしている姉に、素直にお願いしていた。長女のとき同様、黄色組の応援看板(100号ほどのパネルに、チームごとに絵と言葉を描いて、その出来を競い合う。運動会の審査対象)を、彼女が中心になって制作したので、それを見て欲しかったらしい。
偶然にも、長女も黄色組で、その他の競技も含め総合で優勝した。今年はどうだろう・・・日焼けした笑顔で、空のお弁当箱を持って帰ってきてくれるかな。
この金曜、土曜と、東京は朝から雨だった。
昨日の金曜日は用事があって、有給休暇を取ったので金土日と三連休となる私。休日の雨は好きだ。金曜日、午前中は家事に集中し、雨のやんだお昼過ぎから出かけた。
まず、いつも利用しているクリーニング店の「お誕生お祝いクーポン」なるもので、冬服をまとめてクリーニングに出した。なんと、半額。その後、図書館で本を返し、ホームセンターへ。諦めていたキュウリの苗が、一種類だけあった!嬉しくてなぜか、また、ナスの苗も買ってしまった。そしてスーパーへ。
スーパーの中のATMでお金を下ろそうとしたら、予想を遥かに上回る残高。お世話になっている広告代理店さんが、予定よりかなり早めにイラストの制作費を振り込んで下さったようで、びっくりした。ゴールデンウィーク後というのは、お給料が少なくて、派遣社員にとっては辛い時期なのだが、お陰様で暫くはお金の心配をしないで済む。ありがたい。
で、今日5/30は、夫の誕生日。前からの約束で、朝から次女を銀座の美容院へ連れて行った。担当は、松山ケンイチ似のワカツキさんだ。ずっと見ていて目の保養をしたかったが、ストーカーだと思われるのも嫌なので、我慢して雑誌を読みながら、カットが終わるのを待った。仕上がりは今日も見事で、注文どおり、「嵐」の櫻井君みたいに、でも女の子なので、掘北真希ちゃんみたいにかわいくなった。
美容院のあとは、「Subway」でランチ。次女は最近の学校生活について、細かく話してくれた。一週間後は運動会で、いま、応援パネルの制作や、ソーラン節の練習に忙しく、毎日、帰宅が遅い。受験生なので帰宅したら着替える間もなく塾へ。疲れて夜は9時台にコトリと眠りについてしまう日々。
ランチのあと、デパートで夫へのプレゼントを買った。ラルフ・ローレンのチェックのシャツ。次女に見立ててもらった。「チェックって、ヲタクっぽいって言ってなかったっけ?」と聞くと、「父ちゃんはチェックが似合うの!」と次女。来週の運動会は、それを着てもらい、長女も連れて一緒に運動会を見に行きたい。義務教育最後の運動会だから。
今夜は「5月生まれのお友達(夫と私)の合同お誕生日会」。手巻き寿司とケーキの準備をした。いつもの手巻き寿司より、ネタはたっぷりと贅沢に。当の夫はパチンコで二日続けて負けたようで、元気がないが、かわいい娘の選んだシャツと、私のイラスト入りバースデーカード(もちろん、家族全員からのメッセージ付き)で、幸せな気分になって欲しい。
今日の絵は、昔、ポストカード用に描いたもの。自分で言うのもなんだが、そら豆、うまそ~。
真夏日だ。今日の東京は29℃まで上がるらしい。で、今日は貝の絵を載せてみた。かなり昔、サンリオ出版から出ていた「詩とメルヘン」という雑誌の、月例イラストコンテストなるもので、「選外秀作」として掲載していただいたもの。やなせたかし先生の寸評つきだった。こうしてみると、私は青が好きみたいで、過去の絵を見返すと、圧倒的に青いものが多い。これから暫くは、もっとも青を使いたくなる季節が続く。
今週は火曜日から、派遣の仕事の方が急にものすごく忙しくなった。しかし、ずっと暇すぎて辛いほどだったので、この忙しさは涙が出るほど嬉しかった。もちろん、気の済むまで残業をした。暇な時でも同じ時給を頂いておいて、忙しくなったら「残業はしません」では、派遣社員の存在価値が薄くなる、というものだ。幸い我が家は子供がもう大きいし、夫も家で仕事をしている。何より私は今の仕事が好きで、天職だとさえ感じているのだ。
ある晩など、「今日は急いで帰っても、ご飯つくるの大変なので、なんか買って食べてて」と会社から電話すると、娘たちは大喜びで、KFCのフライドチキンを父親にリクエストした。ああ、イベント日でもないのに出費が・・・
やっと会社を出て長女に「かあちゃんの分は、何買ってくれた?」とメールで聞いたら、夫が完璧に私の好きなものを買っておいてくれたらしい。「さっすが。とうちゃん、素敵!やっぱり、好みわかってるんだ~」とメールすると、「やっぱり夫婦なんだね~」と長女。ふだん、私にというより、新聞やテレビに向かって独り言を言っている方が多い夫だが、会話はなくとも、ちゃんと私の好みはわかっているみたい。
その嬉しい忙しさのさなかに、昔の派遣仲間から、とてもすてきなメールがあった。私が絵本のワークショップで、卒業作品として作った第一作目の絵本「あかいベビーもうふ」のご注文が、なんと4冊もあった。これは、絵の出力以外は全て手作りでするため、非常に手間がかかる。初めてのときは、お付合いのある広告代理店さんのご厚意で、その事務所のパソコンとカラープリンタをお借りし、当時勤めていた印刷会社で、紙の断裁などをさせてもらった。
注文をくれたYさんは、まさに今、子育て真っ最中のママさん。送られる写真画像は、やはり彼女に似ている。私は25歳で長女を産んだので、まあ今の時代にしては普通かもしれないが、彼女は30を過ぎてからだったので、体力的には大変かとは思うが、大人な分、仕事や人間づきあいなどで精神は鍛えられていたはず。なので、「(娘ちゃんの)芸も少しずつ増えて面白くなってます」と、余裕の育児レポートにはうなづける。もし、いま、私に第3子ができたら、こんなふうに子育てを楽しみたいものだ。
あと半月近くは、絵本コンクールの追い込みで、仕事と家事以外には何も手を出せないが、無事応募できたら、また製本の一日レッスンなども受け直して、今回応募する新作分も含めて、また絵本づくりに没頭したい。
全く無名のイラストレーターである私の絵本を待っていてくれるひとがいる。死ぬまで、私の作品が書店に並ぶことはないかも知れないが、それでも、私の絵を楽しみにしてくれるひとがいる限り、描き続けたい。
今週の火曜日、5月12日は、私の誕生日だった。42歳になった。予告どおり有給休暇を取り、勝手に「誕生日休暇」とした。
予定では、お家でランチビール飲んで、ゴロゴロとDVDを観て過ごすはずだったが、前日になって夫が、「昼は外で食べたい」と言い出し(しかも私のおごり。誰の誕生日だっ!)、当日の昼ははファミレスで食べて、飲んだ。なぜに、ファミレス?
このあたりはゆっくりとランチを取れる店が少ない。「仕方ない、焼肉にでもするか」という夫に、「仕方ない?私の誕生日だよ。仕方ない、で外食するくらいなら、スーパーで高いお寿司でも買って帰って、家でゆっくり食べた方がマシ」と私。当然である。
ファミレスにしても、最初に入った「R」では、店員がさんざん空席を探した挙句、「二名様用の小さなテーブルになりますが?」と上から目線。「(私の誕生日なので)じゃあ、結構ですっ!」と店を出た。近くに、わりと好きなメキシカンレストランがあるのだが、「メキシカンは食べた気がしなくて・・・」と夫(だ~か~ら~、誰の誕生日やねん!)。
時計はもう1時を回っていた。みじめな気分になって、「決めた!Jでだめだったらメキシカンね! それが嫌なら寿司買って帰りますっ! わ・た・し、の誕生日なんだから!」と宣言し、ずんずんと次のファミレス「J」へ向かった。
ランチタイムから少しズレていたせいか、店はやっと空きはじめていたようで、まあまあの席に通されて、満足な私。きょうの主役は私なのよ!ふんっ!
ファミレスなのに、そしてランチなのに、3,000円以上飲み食いした。ビールを2杯飲み、メインの他にサイドメニューを2皿も頼んだし。それだって、ステーキハウスでふたりで食べるより、はるかに安い。ああ、私の誕生日に、“はるかに安い”なんて、言いたくはなかった・・・でも、思いのほか料理がおいしかったのは確か。それが救いだったかな。
この悔しさは、5月30日の、夫の誕生日に開催する「5月のお友達の合同お誕生日会」に晴らそうと思う。お祝いは正午から深夜まで、私の分と合わせて二日分のご馳走を出すつもり。もちろん、ケーキも買う(辛党だから、一口しか食べないんだけれど、気分の問題)。お祝い部長の私としても、このままでは気が済まない。
さてこのHappy Birthday Week。とても素敵なプレゼントをいくつかもらった。まず、その二日前の母の日に、お誕生日祝いと一緒ということで、長女からカードをもらった。その日、長女はとても機嫌が悪かったので、「夕食は雰囲気がよくないな」と、ちょっと暗い気持ちでいたが、「乾杯」のあと、「じゃあ、これ、かあちゃんに」と、長女がえらそうにカードを差し出した。びっくりする私に、「ちょっとだけいま開いていいよ、笑えるから。」と長女。言われるままに、ちょっとだけ開いてみたら・・・ゲラゲラ笑った! なんと、夫と長女がラブラブのノリノリで写っているプリクラが1シート、添えられていたのだ。
長女は女子高生なのでいいとして、夫(もうすぐ56歳)のラブリーな笑顔とポーズといったらなかった。長女によると「とうちゃん、最初、“え~、いやだよ~”って言っていたのに、撮影始まったらノリノリでさ~、手までつないじゃったよ」と。確かに、手を繋いで写っている。父親と彼女が手を繋ぐなんて、保育園のとき以来じゃないだろうか?また、「つぶやきは、自己確認」という、独り言の多い夫の“名言”も、一緒に書かれていて、それも笑えた。
食事の後片付けを終えて、ひとり、カードをゆっくり読んだ。泣けてきた。「おねえちゃんはこの一年で成長したな、って思います。それは、母ちゃんが支えていてくれたからです。ありがとう」と。一年前のこと、それまで彼女がひとりで苦しんできたことに全く気が付かなくて、知らないうちに彼女は疲れ切ってしまった。周囲からは、「母親が甘いから」とか、逆に「母親が厳し過ぎるから」などと言われ、その後の一年は、彼女ほどではないにしても、私も苦しんできた。
でも、彼女のくれたたった一言が、私を救ってくれた。こちらこそ、ありがとう、だ。彼女にはちゃんと見えていたのだと思う。たとえ彼女が疲れ切ってしまったことの原因が私だったとしても、なんとかして元にもどしたい、と必死にもがいていた私の姿が。
その長女と夫が、私の大好きな映画「モンスターズ・インク」のマイクとサリーの、けっこう大きなぬいぐるみを、誕生日の朝にプレゼントしてくれた。予算ではサリーのだけだったのを、「いや、マイクは外せないでしょう?」と、長女がお金を出してくれたらしい。次女は・・・近々、原宿に遊びに行くらしく、お金を貯めていているため、“かあちゃん、愛してるよ~”とだけ言ってくれた。私の家族、私の宝物。みんな、愛してるよ~
素敵な一週間だった。改めて、生まれてきて、結婚して、子供を生んで、本当によかったな~と幸せな気分で人生を振り返れた一週間だった。
今日は自分へのプレゼントとして、黄色いフリージアを。
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プロフィール
HN:
May
性別:
女性
職業:
派遣社員、イラストレーター
趣味:
読書・お酒・ガーデニング
自己紹介:
派遣社員をしながら、絵本作家目指して、年1回、コンクールに応募しています。
【お知らせ】
2010年10月17日からしばらく日記を休んでいましたが、このたび、絵本のコンクールへの応募が無事済みましたので、2011年6月13日から再開いたしました。またよろしくお願いしますね。
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