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毎日は無理だけど、毎週ならなんとか
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 23日は我が家のクリスマス会だった。チキンとケーキは予約で済ませたが、ピザは朝から生地をこね、2種類焼き、義母のためのいなり寿司も作った。
 先週まで油断していて、体重がどど~んと増えていた。しかし、ご馳走を前にがまんするのはイヤなので、クリスマス会に照準を合わせ、3、4日かけて、なんとか元の体重に落とした。
 駅や会社ではエレベーターに頼らず階段を使い、晩酌はいつも2杯飲むところを1杯にして、間食は摂らずに食事は八分目。これだけでも、続けると最初は効果が目に見えて上がるものだ。
 ただし、長く続けるとストレスがたまって、リバウンドするので、私の場合は5日ぐらいが限度。達成した暁には必ずご褒美も忘れない。それが今回はちょうど、クリスマスのご馳走だったわけだ。
 さてクリスマスプレゼント。義母にはふわふわのソックス、夫にはグリーンのVネックのセーター(ブランドもの!)、次女には先月、彼女と銀座でデートしたときに、腕時計とぬいぐるみを買っていたので、それがプレゼント。長女は好きなアニメのDVDやコミックを自分で選んで買うので、現金のプレゼントとした。
 と、私は毎年気を回すのだけれど、どういうわけか誰も私にはプレゼントをくれない。クリスマスところか誕生日でさえ。なので、「今年もどうせもらえないよな・・・」と期待をしていなかった。
 ところが、食事が終わって、キッチンでひとり寂しく宴の後片付けをしていると、次女が、サンタやツリーの柄の紙バッグを持ってきて、「はい。かあちゃんに」と私に。バッグの中には更に、ハート型の箱があり、中には、私の大好きな赤い色の、マグカップとスプーンが。
 「かあちゃんの大好きな赤がいいと思ったんだ」と次女。「また、“誰も母ちゃんにプレゼントくれない”って言われちゃうから」。彼女の月々のお小遣いの中から出したにしては、ちょっと高価な品物だ。カードの封筒には「○○ちゃん(←次女)が寝たら読んでね」と、かわいい文字が。
 翌朝、カードを読んだ。そこには、最近、夫も私も「受験、受験」と言って長女にばっかりかまけて、あまり次女をかまってあげていないことに対する、彼女の素直な「寂しさ」が書かれていた。そして、「夜、眠れないときに考えること。家族がバラバラになったらどうしよう、ということ」も。
 次女は、家族一緒、ということにものすごくこだわる。独りが好きで、小さい頃から飽きずに独り遊びを楽しんでいた長女と違い、いつも、家族の誰かと一緒に遊んだり、家族全員でゲームをしたり、狭いリビングでアニメなどを見てみんなで笑っている時間が大好きだ。
 彼女が2歳ぐらいのときだったと思う。「かわいくて、かわいくて、抱っこがなかなかやめられないんです」と、当時の保育園の先生に相談したことがある。クリスチャンである先生は、包み込むような笑顔で「どうぞ、しっかり、抱きしめてあげて下さい」と言ってくれた。
 今はもう、私より身長があるので、抱っこはとても無理だけれど、眠る前には耳掃除をしてあげたり、同じ布団に入り、絵本を読んだり、眠れないときは、灯りを消して、しりとりをしたりしている。
 人並みに反抗期を迎えなければ、大人になってから、ギクシャクするのではないか?と、多少心配はあるが、彼女とのふれあいは、とてもやめられない。「困ったなあ、かわいくて」と私が言えば、「大丈夫、いま、反抗期だから」とケロリ。
 イラストは、次女にもらったマグカップとスプーン。色のバランスが悪いので、グリーンのリボンをつけてみた。
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 火曜日、元気のない次女を誘って、地元で夜遊びした。日中、「かあちゃんとお話ししたい」という、かわいいメールが携帯に入ったのだ。
 18:30に地元の駅前で待ち合わせ、たまに行く串焼き屋さんへ。「これは娘に食べさせたいな」といつも思っていた「ホウレン草とベーコンのにんにくサラダ」を強く薦めた。その他、彼女の好きなチーズ料理、私も好きな鶏料理を1品ずつ。そしてもちろん、彼女にはソフトドリンク、私はビールを。
 次女はどちらかというと無口に近い。夫に似たのだ。黙って料理を味わう。「かあちゃんは、いつもこんなにおしいものを食べているんだ!」と彼女。「そう。大人はこうやって、外にストレスを捨ててくるんだよ」と私。
 大人はお金もあるし、経験から、様々ま手段で日々のうっぷんを解消できるが、「学校」という小さな社会だけに属する彼女らは、そうそう気軽に環境を変えたり、パーっとさわいだりができない(子供だけのパーティや、外泊は学校でも禁止されている)。手近なところで家でゲームをやったり、少ない小遣いで漫画本や小物を買って一時的にちょっとだけ幸せになるのがせいぜいだろう。
 串焼き屋でかかったのは、500円引きのクーポンを遣って3,360円。友達と安い店に飲みに行って普通に一人分、というところだ。安すぎる。
 いつもいつもこんな風に、大人の経済力で助けるわけにはいかないけれど、普段忙しくてかまっていられない分、「ここぞ」というときには私も「カネ」にものを言わせるいい意味でいやらしい大人と化する。そのために毎朝、吐き気のするような超満員電車に揺られて通勤しているのだ。娘の悩みを聴くために夜の街に数千円お金を落としたって、バチは当たるまい。
 思いのほか彼女は、悩みを話さなかったが、翌朝から、長女と元気よく登校している。いつもと違う空気の中でおいしいものを食べただけでも、いい気分転換になったのであれば、母はそれで幸せだ。
 まあ仮に「やっぱり学校に行きたくない」と言ったとしても、私は無理に登校させたくはない。不登校気味だったとしても大人社会では活躍している有名・無名な人たちはたくさんいる。いま、不登校の子供たちは、たまたまその環境が自分と合わないだけであって、決して社会的に問題のある子供たちではないのだ。
 私は派遣社員としていろいろな企業に派遣された経験を持つが、「合わないな」と思えば、契約満了を待ってとっととサヨナラしている。つぶされる前に。まず自分を守らなければ、家族を守ることはできない。大人だってそういうことがあるのだから、簡単に転校ができない子供たちがたまに休むのぐらい、かわいいものだ。
 イラストは次女が夢中になっている山下智久くん。この世のものとは思えないぐらい、美しい顔をしている。20代のころは自他共に認める「ジジ専」であったが、最近、ジャニーズのアイドルを見ていると幸せな気分になる。いよいよ、オバサンの仲間入りかも知れない。
 


 今週の月曜日は有給休暇をとって、娘たちの中学の三者面談に行った。面談は午後2時半から3年生の長女、ほぼ間を置かずに1年生の次女、それぞれ15分かけて担任の先生、生徒本人とその保護者の三者で行う。
 仕事は一日休みだったので、午前中の時間を利用して、年賀状のデザインをした。先月、長女と相談しながら描いておいたラフスケッチがあったので、あとはパソコンでの作業だけなのだが、何しろほぼ1年ぶりのIllustratorの操作。手が思うように動かない・・・。パソコン仕事はやらなくなると一気にその技術が後退するものだ。わかってはいるけれど、恐らく一年後の今頃、また同じように嘆いていることだろう。
 半日かけてやっと出来上がった年賀状のデザインをA4用紙に2パターン印刷し、学校に持っていった。時間より早く到着したので、長女に見てもらったところ、一発でOKが出た。長女は毎年一枚一枚、ペンと墨で漫画のキャラクターのような絵を描いた年賀状を、ごく少数の仲良しの友達に送っている。しかし、今回はさすがに勉強の時間を確保するために、私が作ったもので代用する、という。
 さてその三者面談。長女の方は受験についての一色。併願の私立と、本命の都立受験に必要な書類や提出方法、期限などを三者で頭をつき合わせて確認した。第一志望は高望みのようにも思えるが、長女のラストの頑張りを信じて、予定通り受験させることになった。
 次女のほうは、終わったばかりの期末テストの結果をまとめて見せてもらったのだが、数日前に持ち帰った回答用紙で得点は知っていたので、それがどんなに悲しい結果でも驚きはしなかった。本人もさほど気にしておらず、私も「まだ1年生だし・・・」と、重くは受け取らなかった。
 勉強は本人のやる気がなければ、親がいくら情熱をかけても伸びないと考えている。いい点数をとれば褒め、残念な結果でも励ます。今はそれでいいと思っている。次女はいま、友達との遊びが面白くてしょうがないらしく、今日も午前中から友達4人と映画を見たり、ゲームをして、5時半頃帰ってきた。
 さあ、いつもより少しだけ早くブログの更新ができそうだ。明日は年賀状を印刷し、宛名はすべて手書きする。明るいうちに終わらせて、夕方から次女と「生パン粉から手作りコロッケ」を作る予定。
 今日は、いやがる次女の写真を撮ったところ、ちょっとおもしろいポーズだったのでそのまま描いてみた。セーターは本当は白黒なのだが、絵として面白くないので、私の好きな赤白に変えてみた。なんだか、売れっ子アイドルみたい!


 先週は、次女の体調が悪く、微熱のため3日も学校を休ませた。その三日目、私も彼女にせがまれて会社を休み、一緒にのんびり過ごすことにした。夫が在宅で仕事をしているので、私がいなくても次女の面倒はみてもらえるのだが、やはり父親と母親では甘えの質が違うのか、父親には飽きた?ようで、バトンタッチ。
 学校は休ませたものの、微熱なので家の中でおとなしくしている分には害はなく、午前中は彼女を留守番させ、私は図書館で彼女と読む絵本を借り、スーパーで夕食の買出しをして戻った。
 午前中は結局そんな風にして「主婦仕事」で時間が過ぎ、次女とゆっくり寝られたのは、昼過ぎになってしまった。テレビを消して、ヨーロッパの昔話の絵本を読んだ。読むうちに次女とともに眠くなり、途中で寝てしまった。明日起きる時間を考えずに眠れるこのしあわせは、私にとっては、次女の突発的な発熱による「贈り物」だったかも知れない。
 さて、昨日の土曜日は、某私立高校の学校説明会に、長女と夫と私の三人で出かけた。それまでにも2つの都立校に、親だけで説明会を聞きに行ったが、受験生本人が行くのはこれが初めて。乗り物に弱い彼女は、行きの地下鉄では死にそうなくらい蒼い顔をしてうつむいていたが、その高校の推薦入試の合格基準を楽々クリアしていることがわかり、ホッとしたせいか、帰りの電車では生き生きと、口も軽くなっていた。
 途中、銀座で年末ジャンボ宝くじを買う夫と別れ、長女と二人きり、おしゃべりしながら電車で帰ってきた。クラスの誰が何の教科に強いとか、誰がどこの高校を志望しているとか、長女が話してくれた。英・国・数の3科目に強いAクンは「私立の男」、理・社を含めた5科目に強いBクンは「都立の男」などと呼ばれているらしく、なかなか面白くて笑えた。「キミは?」と聞くと、う~ん、と考えてから「実技(9科目だと強い)の女」。今回の期末試験では、美術が満点だったそうだ。その他も「今までで一番いいかも」。
 家の最寄り駅について、近くの店で、長女の冬物をまとめて買った。バーゲンにはまだ間があり、少々痛い出費ではあったが、合格祈願のための初詣で、風邪なんかひかせたら、この母親、一生の不覚だ。元旦にはあったかい格好をさせて、家族全員で湯島天神へ行かなければ。
 今日の絵は、長女の2歳半ごろの写真から。私の机で絵を描いている。やっていることは、14歳の今でも全く変わらない。「ちっちゃい頃は、誰でもかわいいんだね・・・」と、本人も感心していたが、本当にかわいかった。今も、違った意味でとてもかわいいけれど。


 先週の金曜日は、派遣仲間3人でお寿司をつまみにいった。女三人、カウンターでお寿司。贅沢で粋な気分を味わうことができた。食べるのももちろん楽しいが、女が三人集まると、「おしゃべり」という最大の楽しみがついてくる。私も例に漏れず、よく喋る上にのんべえなので、楽しくて、おいしくて、時間はあっという間に過ぎた。
 イラストは、お店から駅までの道の途中にある人気のプリン専門店「Pastel」のプリンケーキ。話題のスイーツには疎い私だが、このお店は偶然テレビ番組で知ったばかり。一緒に歩いていたAさんが買うのを見て、私も試しに買ってみた。
 翌日、朝ごはん代わりに家族で食べてみた。大人向けに甘さが抑えてあり、辛党の私も「また食べたい」と思わせてくれるおいしさ。が、もたもた味わっていたら、次女にほぼ半分とられた。喜んでくれたからいいや。
 さて昨日土曜日は、地元の映画館へ、長女と「ALWAYS-続・三丁目の夕日-」を見に行った。前作をやはり彼女と見たのは、彼女が中1の冬だった。当時、長女は不登校が始まっていて、退屈そうにしていたので、「夜、見に行かない?」と日中、携帯メールで誘った。年の割にはああいった古めかしいものに興味が強い子で、彼女の見たい映画はたいてい、私も見たいと思うものが多い。
 前作のとき、行きはムッと黙って歩いていたのに、帰り道、とても饒舌になっていた彼女を思い出す。きっと、感動して泣いたことで、心が少し軽くなったのかも知れない。きっかけは映画だったけれど、それまでどこにも吐き出せない感情を、独りで溜め込んでいて、辛かったのだと思う。近くのミスドで買ったドーナツをほおばり、白い息を吐きながら、映画の感想や、将来の夢などを話してくれたことが忘れられない。
 今回も、親子で同じところで泣いて、持ってきたはずの私のハンカチが暗闇のために見つからず、彼女がまぶたに当てていたハンカチを借りて涙を拭いた。
 長女はもう不登校から完全復活していて、今回は、同じ建物の1Fにある大きな書店で、受験科目5教科の過去問題集をバッチリ買わされた。〆て計約8000円。自分から欲しいと言ったのだから、嬉しい出費なのかも知れない。
 今日、日曜日は、3時間かけてこの絵を仕上げた夕方、次女と一緒に「皮から餃子」を作った。材料のうちの日本酒を切らしていたし、包みにかかったときに、タネにごま油を混ぜ忘れたのにも気がついたが、そのまま突っ走った。これが、「かあちゃんのはいつも、“だいたい”料理」と次女に言われるゆえんである。味付けも分量も、いつも「だいたいこれくらいかな」と言って、ろくに計らずに作るから。
 その、「だいたい餃子」は、「おおらかな味」として、今のところ家族の強い批判は受けず、毎回、完売している。家族の料理を作るのに大事なのは「一生懸命」ではなく、「楽しく作る」ことだと、いつも思っている。
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プロフィール
HN:
May
性別:
女性
職業:
派遣社員、イラストレーター
趣味:
読書・お酒・ガーデニング
自己紹介:
派遣社員をしながら、絵本作家目指して、年1回、コンクールに応募しています。
【お知らせ】
2010年10月17日からしばらく日記を休んでいましたが、このたび、絵本のコンクールへの応募が無事済みましたので、2011年6月13日から再開いたしました。またよろしくお願いしますね。
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