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毎日は無理だけど、毎週ならなんとか
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 火曜日、元気のない次女を誘って、地元で夜遊びした。日中、「かあちゃんとお話ししたい」という、かわいいメールが携帯に入ったのだ。
 18:30に地元の駅前で待ち合わせ、たまに行く串焼き屋さんへ。「これは娘に食べさせたいな」といつも思っていた「ホウレン草とベーコンのにんにくサラダ」を強く薦めた。その他、彼女の好きなチーズ料理、私も好きな鶏料理を1品ずつ。そしてもちろん、彼女にはソフトドリンク、私はビールを。
 次女はどちらかというと無口に近い。夫に似たのだ。黙って料理を味わう。「かあちゃんは、いつもこんなにおしいものを食べているんだ!」と彼女。「そう。大人はこうやって、外にストレスを捨ててくるんだよ」と私。
 大人はお金もあるし、経験から、様々ま手段で日々のうっぷんを解消できるが、「学校」という小さな社会だけに属する彼女らは、そうそう気軽に環境を変えたり、パーっとさわいだりができない(子供だけのパーティや、外泊は学校でも禁止されている)。手近なところで家でゲームをやったり、少ない小遣いで漫画本や小物を買って一時的にちょっとだけ幸せになるのがせいぜいだろう。
 串焼き屋でかかったのは、500円引きのクーポンを遣って3,360円。友達と安い店に飲みに行って普通に一人分、というところだ。安すぎる。
 いつもいつもこんな風に、大人の経済力で助けるわけにはいかないけれど、普段忙しくてかまっていられない分、「ここぞ」というときには私も「カネ」にものを言わせるいい意味でいやらしい大人と化する。そのために毎朝、吐き気のするような超満員電車に揺られて通勤しているのだ。娘の悩みを聴くために夜の街に数千円お金を落としたって、バチは当たるまい。
 思いのほか彼女は、悩みを話さなかったが、翌朝から、長女と元気よく登校している。いつもと違う空気の中でおいしいものを食べただけでも、いい気分転換になったのであれば、母はそれで幸せだ。
 まあ仮に「やっぱり学校に行きたくない」と言ったとしても、私は無理に登校させたくはない。不登校気味だったとしても大人社会では活躍している有名・無名な人たちはたくさんいる。いま、不登校の子供たちは、たまたまその環境が自分と合わないだけであって、決して社会的に問題のある子供たちではないのだ。
 私は派遣社員としていろいろな企業に派遣された経験を持つが、「合わないな」と思えば、契約満了を待ってとっととサヨナラしている。つぶされる前に。まず自分を守らなければ、家族を守ることはできない。大人だってそういうことがあるのだから、簡単に転校ができない子供たちがたまに休むのぐらい、かわいいものだ。
 イラストは次女が夢中になっている山下智久くん。この世のものとは思えないぐらい、美しい顔をしている。20代のころは自他共に認める「ジジ専」であったが、最近、ジャニーズのアイドルを見ていると幸せな気分になる。いよいよ、オバサンの仲間入りかも知れない。
 
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プロフィール
HN:
May
性別:
女性
職業:
派遣社員、イラストレーター
趣味:
読書・お酒・ガーデニング
自己紹介:
派遣社員をしながら、絵本作家目指して、年1回、コンクールに応募しています。
【お知らせ】
2010年10月17日からしばらく日記を休んでいましたが、このたび、絵本のコンクールへの応募が無事済みましたので、2011年6月13日から再開いたしました。またよろしくお願いしますね。
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