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毎日は無理だけど、毎週ならなんとか
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 昨日の午後、娘たちの中学校の吹奏楽部(JCS=Junior Crab Sound)のポップスコンサートに行ってきた。第5回となるが、鑑賞したのは初めて。今年は長女がこのコンサートのポスターとプログラムに使うイラストを描かせていただいたのだ。
 学校に向かう道のところどころに、カラー印刷されたそのポスターが貼られていて、長女はちょっと照れながらも、うれしそうだった。
 開場と同時の13:30に着いたというのに、座席はもう3分の1ほど埋まっていて、1階に空席はあるものの、ステージ全体が見下ろせる2階などはもう、立ち見の観客と、スタンドのついたビデオカメラで一杯だった。
 この部は1~3年生まででなんと、70名もの部員がいる。全ての部活動の中でもっとも人気が高いが、練習もかなり厳しいらしく、「運動部以上」と聞いたことがある。それでも、新入生が脱落しやすいこの夏を乗り切って、35名もの1年生が残ったという。
 曲はディズニーや宮崎アニメの主題歌、指揮者であるW先生のお気に入りであるディープ・パープル、映画音楽から「酒とバラの日々」や「追憶」のテーマなど。子供から大人まで楽しめるように、ジャンルは幅広くプログラムされていた。
 1週間前の文化祭の演奏で、ソロ演奏がうまくいかずに悔し涙を流していた子が、昨日は指揮者よりも前に出てきて、失敗なく堂々と音を出し切っていた。彼女は長女と小学校からの友達。身長も高くなったけれど、大きく見えたのはそのせいだけではないだろう。
 ラスト2曲、というところで、当日の演奏を最後に引退する3年生ひとりひとりに、先生からの花束贈呈があった。「運動部以上に厳しい練習」をこの秋まで続けてきた3年生たち。どんな思いで最後の演奏をしたのだろうか。
 アンコールは「松本零士アニメソングメドレー」。「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」に胸を熱くしたひとは、私以外の保護者の中にもたくさんいたことだろう。
 そして、本当に最後の最後に、「これをやらなきゃ終わらない」という、「テキーラ」を演奏してくれた。演奏しない部員の子達は、ステージ下の両脇に散らばり、リズムに合わせてダンスをしていた。緊張のなくなったいい笑顔で。W先生も打楽器の演奏に加わり、ノリノリの、高いパフォーマンスで、観客を楽しませて下さった。
 この「テキーラ」では、みんなで「テキーラ!」と叫ぶ場面が何度かあるが、リズム感のない私はタイミングを外してしまい、いつもみんなと一緒に叫ぶことができずにいた。なので昨日は、指揮者の合図を見逃すまいと、手拍子をしながらも注意深くW先生の動きをずっと追っていた。そしてついにみんなで叫ぶ場面の3回とも、一緒に叫ぶことができた。すっきり!!
 次回のポップスコンサートのときはもう、長女は高校生になっているはずだけれど、長女に「もっといっぱい描いて欲しい絵があるんだよ。春休みに頼むね」と、W先生が言って下さった。こういうことが、彼女の大きな自信となり、その自信が勉強にも波及することを、先生はご存知だろうか?
 今日の絵は、長女の昨年度の担任でもあったそのW先生。「先生の髪は、灰色なんだよ。ごましおでフサフサ。私、いつも一番前の席だったから、じーっと観察してた」と長女。学生の頃、音楽の道に進むか、絵の道に行くか、と迷われたというだけあって、着るもののセンスがいい。 
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プロフィール
HN:
May
性別:
女性
職業:
派遣社員、イラストレーター
趣味:
読書・お酒・ガーデニング
自己紹介:
派遣社員をしながら、絵本作家目指して、年1回、コンクールに応募しています。
【お知らせ】
2010年10月17日からしばらく日記を休んでいましたが、このたび、絵本のコンクールへの応募が無事済みましたので、2011年6月13日から再開いたしました。またよろしくお願いしますね。
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