×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
大好きな緒形拳さんが亡くなった。とてもショックで、暫くは信じられなかった。
桃井かおりさんと共演の「ちょっとマイ・ウェイ」、俳優としてのデビュー間もない福山雅治さんと共演の「愛はどうだ」などで見せてくれた、年をとってからの柔和な表情が、若い頃の強くてギラギラした演技より、好きだった。とくに、無言で顔をくしゃくしゃにして微笑む拳さんが、大好きだった。
名優はたくさんいるが、好きな俳優というのはなかなか出逢わない。しばらくは、テレビも映画もつまらないなあ・・・と思っていた矢先に、見つけてしまった!!
先週の水曜日、レディース・デーを利用して、「ガリレオ・容疑者Xの献身」を、夜、長女と観に行った。長女は福山雅治のファン。私は、特別観たいわけでもなかったが、付き合った。その程度で観に行ったのに、容疑者X役の、堤真一さんに、惚れてしまった。
うだつの上がらない役どころだった。でも、愛する女性に触れずとも、恋する大人の男の哀しいまでの色気のようなものが、どうしてもにじみ出てしまう。下手をすると、主演を喰ってしまいそうな名演であったものの、徹底してあえてあの二枚目を隠した演出で、かろうじて「二番手」に位置していた。
緒形拳さんと堤真一さん。もちろん、それぞれ個性はあるが、今回、「恋してしまった!」といえるぐらいに、久しぶりに、男の人にドキドキした。私にもまだそんな感情が残っていたのか・・・と、嬉しくなった。
今夜も、拳さん主演のドラマを観る。暫くはそういう特番が毎晩のように放送されるだろう。年頃の娘たちとのチャンネル争いが始まった!しかし、今日は、「どれだけかあちゃんが、拳さんを好きなのか」を説いて、どうにか、「イケメンパラダイス」を差し置き、チャンネルを譲ってもらうことになった。
「かあちゃんが、そんなに拳さんを好きだったなんて、知らなかった」と次女。そう、拳さんは、唯一、「(そんなことはまずないのだけれど)もしプロポーズされたら、結婚をやり直してもいい」と思わせてくれる、魅力的な男性なのだ。
さようなら、拳さん。今まで、楽しませてくれて、ありがとう。ご冥福をお祈りします。
PR
先週末に比べて、ちょっと元気になった。けっこう悩んだ週で、夫を始め、親友や、会社の派遣仲間にもいろいろ愚痴をこぼした一週間だった。あまりに悩みすぎて、頭がヘンになったような気がして、金曜日にはついに、精神科へ行くことを本気で考え、クリニックへの問い合わせまでした。
“正常だと思う。もし、気持ちが晴れないのであれば、ノートに、思ったことを綴ってみてはどう?”と、ある方から助言をいただいた。ノートにはまだ何も書いていないけれど、そう言ってもらえただけでなんだかとても安心して、この土日は、比較的穏やかに過ごせている。
昨日の土曜日、目覚めた瞬間に、外から素晴らしい朝の光が漏れいてて、“今日は、海に行こう”と決めた。ほぼ同時に目覚めた長女にもそう言うと、彼女も迷わず“うん”と言った。
午前中は、秋冬に履く茶色のブーツの手入れをした。ブラシでほこりを落とし、皮専用クリーナーで汚れを落とす。茶の靴クリームを軟らかい布にこすりつけて、薄く、ブーツにのばす。少し時間を置いたら、やはりやわらかい布で、つやが出るまで丁寧に磨く。そんなことを1時間ほどやっていると、不思議と無心になっていることに気が付く。
無心になるというのは、頭の中が軽くなって、とても楽だ。おもしろくなって、ブーツを置いてある辺りのこまごまとしたものの整理整頓を始めた。スリッパや古くなった小さい折り畳み傘、使い切ってしまった殺虫剤や防水スプレーの空き缶、古雑誌など・・・いつか、処分しようと思っていたものの墓場のようになっていたコーナーを、思いっきり掃除した。
午後、夫と長女と私の3人で、海まで歩いた。天気は申し分なく、半袖でも汗ばむほどだった。外で体を動かす、というのは、これまた頭の中が空っぽになって、非常に気持ちがいい。ときどき、大嫌いな毛虫の死骸などを見つけて、一瞬、“うげっ”と言って、長女と同時に飛び跳ねて、笑ってしまった。
今日、日曜日の朝、アニメの「ワンピース」に夢中になっている長女に、「なんでそんなに幸せそうな顔しているんだろうね~」というと、「だって、アニメ見ているときが一番幸せだもん!」と彼女。「じゃあ、キミから見て、母ちゃんが一番幸せそうな顔するときって、いつ?」と聞いたら、「眠りに入る瞬間だね。寝てんのかな~起きてんのかな~って、覗き込まなければわからない、そういうとき。ま、昼間、そんだけいっぱい働いているからね、母ちゃんは。」と彼女。
今は、目標を見失っている時期だと自覚している。自分に対するノルマなどない。強いて言えば、この日記のために、毎週1枚は、新しい絵を描くことぐらいか。目標など、以前は立てようと思わなくても、次々に浮かんできて、それを達成するには、まず、どうすればいいのかを、常に考えていた。そういう気が起こらないということは、今はそういう時期ではなく、もっと優先順位的に大事なことが、いま、目の前にあるのだろう、という考えに至った。
今日は、ホワイトソースからグラタンを作る。大人はきのこ、子供たちはポテトを中心に。料理をしていると時間もまた無心になれる。時間をかけて作ったグラタンをビールを飲みながらゆっくりと味わい、早めに眠ろう。明日からまた茶色いブーツを履いて、満員の地下鉄に乗り込む日々が始まる。次の週末は、また少しだけ、元気になっていることを期待して。
今日は、家族4人で、千葉にある義父のお墓参りに行った。約1年ぶりだ。墓石を水と雑巾できれいにし、周囲の雑草を刈り、花と茶菓とたばこを供え、お線香をあげた。
最後に手を合わせて、それぞれが、義父と“対話”した。我が家の仏壇には、毎日手を合わせるわけではないので、たまにこうしてきちんと故人に向かうというのは、とても厳かで気が引き締まる。
とても長い時間、手を合わせていたのは長女だ。彼女は最近、大きな悩みと闘っていて、前の晩は、「このいやな気持ちは、おじいちゃんに浄化してもらう」と話していた。果たして、彼女は、義父とどんなことを話したのだろうか?
長女ほどでもないが、私もこの1週間ほどは気持ちが沈んでいて、つらかった。私を理解してくれる、ごく少数のひとたちに聞いてもらい、とても救われた。いまも、ベストコンディションとは言いがたいが、それでも、人間は生きていかなければならないのだから、つらいときは、“つらいんだよ”ともらして、助けてもらいながら、生きられればいいかな。
昨日にはほぼ完成していた絵を、訳あって、今日はどうしても載せることができなくなった。書こうとしていたテーマがあったのだが、急に、気が乗らなくなってしまった。困った・・・。朝から墓参りでまた一から違うテーマの絵を描く時間もないし。で、4年ほど前に描いたクッキーの絵を引っ張り出してきて、代わりとさせていただいた。お墓参りとは全く関係ありません。楽しみにしてくださっていた方々、本当に申し訳ございません。来週は少しだけ元気になっていると思います。
土曜の夜、長女と吉祥寺のライブハウス、STAR PINE'S CAFEへ、「スヴェング」の演奏を聴きに行った。フィンランドからきた、クールなハーモニカ・カルテットだ。
ライブの情報は、mixiの「オノ・ナツメ」ファンのコミュニティで告知されていて知った。漫画家のオノ・ナツメさんが、ポスターやTシャツのイラストを描いている、というので興味をもったわけで、当初、ハーモニカ演奏そのものには殆ど興味がないまま、チケットを購入しておいた。
決して安くはなかったチケット代は、パチンコで勝ちの続いていた夫に出してもらった。「〇〇(長女)の情操教育のためなんで、ご協力よろしくお願いします」と、私の分までちゃっかり費用を頂いた。
長女の趣味は漫画。見たり、描いたり、コレクションしたり。いわゆる「ヲタク」を自認している。いまどきの漫画はもちろん、私の青春でもある陸奥A子さんや小椋冬美さんの漫画も好き。そんなわけで、私も長女に「これ、絶対、いいよ」と勧められたオノ・ナツメさんの漫画に興味をもち、長女の思惑通り、ハマってしまったのだ。
スヴェングの演奏を聴いてみて、まだお会いしたこともないオノさんを想った。「オノ・ナツメさんが、この人たちを好きになるの、なんとなくわかるな~」と、勝手に理解してしまったが、オノさんがスヴェングの過去のライブについて、ご自身のブログに書いていたことがきっかけで、今回のイラストの話が持ち上がったという経緯がある。私の考えは全くはずれているわけではないだろう。
ライブの中でのおしゃべりは、殆どが英語だったが、最後の曲の紹介で、「Hawl's Moving Castle(ハウルの動く城)」という英語がハッキリと聴き取れた!と、ジブリファンでもあり、この映画を見に行ったことがある長女の興奮は、頂点に達したようだった。演奏はもちろん素晴らしく、私たち母娘は、リズムに合わせて上半身を左右に揺らしながら聴き入った。
演奏が終わり、出口近くでCDを買い求め、「帰ろうか?」と話していたら、すぐ近くからメンバーが出てきた。ファンがかなり待っていたので、すかさず呼び止めて、CDへのサインと握手をお願いした。もちろん、長女もしっかりと。長女は、一番若い赤毛のイケメン、エーロ・グルンドストルム氏にぽーっとして、帰り道も「ちょ~かっこよかった!握手、強くて痛かった~」と、嬉しそうに話してくれた。
プロのライブなど、私も十数年ぶりだったし、漫画にしか殆ど興味が無かった長女にとっては、初めての体験であり、オトナの夜遊びも初体験だった。これを機に、音楽や英語にも興味をもってくれたら、母として、とてもうれしい。また来年も、このひとたちのライブに、長女と訪れたい。
先週は月曜日から木曜日まで、なんだかずっと不調だった。会社に行けないほどではなかったものの、デスクにいてもボーっとしてしうまうことが多かった。
気分転換に、木曜日の帰りにデパートに寄って、地下をぶらついてみた。量り売りのオリーブの塩漬けや、エディアールのパンなど、ふだん地元ではできないような買い物をして、自分の中の“空気の入れ替え”をした。帰宅しても、遅くまで飲まず、早めに床に就いた。その甲斐あって、金曜日はとても調子がよかった。やはり、自分の体の声をよく聴いて、それに応えてあげることが、大切な年代になってきているのかも知れない。
さて、3連休。私は16日(火)も有給休暇をとって、4連休とした。一日目は長女を連れて本屋とスーパーへ行き、午後はずっとキッチンでピザを仕込んでいた。ピザ生地をこね、発酵している間にソースを作り、焼いている間にサラダを作った。
少し手が空くと、買ったばかりの料理雑誌をひろげ、この連休に挑戦する新しい料理のレシピをじっくりと頭に叩き込んだり。
二日目の今日は、思ったほど天気は悪くなさそうだったので、朝のうちにいなり寿司と鶏のから揚げという、簡単なお弁当を作り、家族で海までピクニックに行った。私と夫と長女は往復2時間の徒歩、次女は自転車にお弁当やレジャーシートを乗せて自転車で向かい、現地で待ち合わせた。簡単なお弁当でも、外で食べるご飯はやっぱりおいしくて、食が進んだ。何より、青空の下で飲む冷えたビールは最高の贅沢だ。
さて、明日は天気が崩れるらしいので、朝のうちにDVDをたくさん借りてきて、一日、家にこもる予定。夜は作ったことのない、きのこのグラタンに挑戦。栗原はるみさんのレシピから。
4連休の最終日は、東京都現代美術館で開催されている「スタジオジブリ・レイアウト展」を見に行く。この日もあまりいいお天気ではなさそうなので、早めにいき、午後は家でゆっくりしつつ、新しいレシピに挑戦しよう。
この連休は、毎日一皿は、作ったことのない料理に挑戦する予定。うまくいけば家族も喜んでくれるので、張り合いがある。
今日の絵は、デパ地下で買ったオリーブ。これから娘たちと夜さんぽにいき、帰ったら、これで一杯・・・。寝酒は、休日の前だけは許されているのだ。ハッハッハッ。
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
カテゴリー
プロフィール
HN:
May
性別:
女性
職業:
派遣社員、イラストレーター
趣味:
読書・お酒・ガーデニング
自己紹介:
派遣社員をしながら、絵本作家目指して、年1回、コンクールに応募しています。
【お知らせ】
2010年10月17日からしばらく日記を休んでいましたが、このたび、絵本のコンクールへの応募が無事済みましたので、2011年6月13日から再開いたしました。またよろしくお願いしますね。
【お知らせ】
2010年10月17日からしばらく日記を休んでいましたが、このたび、絵本のコンクールへの応募が無事済みましたので、2011年6月13日から再開いたしました。またよろしくお願いしますね。
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析