次女の入学式と、二度目のお花見

　今週月曜日は、次女の高校の入学式だった。あいにくの雨ではあったが、他には何のトラブルもなく、中学のクラスメイトとまた同じクラスにもなったようで、なかなか好調な滑り出しだったようだ。
　彼女の高校の制服姿を初めて見たが、とてもかわいく、似合っていた。スカート丈は、一応、校則に沿う長さではあるが、ベルトの部分をくるくると巻けば、いまどきの女子高生らしいミニになるそうだ。
　「どんな高校生になりたい？イメージは？」と聞いたら、「う～ん、悪く見えてじつは優等生、みたいな」。で、早速、自らクラス委員になるべく手を挙げたそうだ。中学ではパっとしなかった子が、高校で同じくらいのレベルの子達に揉まれて、めきめき成績が上がったという話を聞いたことがある。
　私立はお金がかかるので、せめて優等生になって、来年度は奨学金をもらえるくらいになってほしい。
　さて、いま、人生二度目の「専業主婦」を満喫している私。無収入なので心配ではあるが、それ以外にストレスが全くない。夜中に目覚めて暫く眠れないのは、心配事があるからというより、仕事をしていないせいで、体力が余っているせいだろう。
　うまくできているもので、主人の仕事がこれまでになく忙しい、今までも、時々そういう波が来ることはあったが、私が仕事を辞める一月前ぐらいから、ずっとそんな調子だ。贅沢をしなければ、もう暫く、のんびり専業主婦をしていられそう。がんばれ！とうちゃん！！
　今日は土曜日だけれど、次女は登校だったので、主人と長女と私の3人で、葛西臨海公園まで歩いてお花見に行ってきた。長女とは先週行ったけれど、主人とはまだ一緒に桜を見てなかったので、当初は主人とふたり、簡単なお弁当とビール、レジャーシートを持って出かけるつもりだった。ところが、鶏を揚げていたら、長女が「いいな～外でごはん、いいな～」と覗き込んでくるので、「一緒に行くか？」と聞いたら、喜んで乗ってきた。
　お陰で私の分の唐揚げは減ってしまったが、桜と海に囲まれて食べるお昼は、とても優雅で、おいしかった。お昼寝をするという主人と長女を残し、私は次女の帰宅に間に合うように、ひと足先に家に向かった。半袖のＴシャツでもちょうどいいような陽気だった。恐らく、来週末にはもう桜はかなり寂しい状態になっていることだろう。
　さて、きょうの絵。友達を作ることの難しさを痛感してふせっていたパンダ君の元に、心配した動物たちが集ってきました。「友達になりたい」と思う気持ちと、パンダ君の勇気ある行動があって、いつの間にか、仲間ができていたんですね。おしまい。