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毎日は無理だけど、毎週ならなんとか
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 きょうは、知人のわんちゃんの絵を描いてみた。きのう、もう1枚描いたが、そちらは、その知人の妹さんの結婚祝いになるそうだ。きれいに額装して、明日、渡す予定。
 先週は、オリンピックのソフトボールに夢中になった。私はかつて、ソフトボール少女だったのだ。茨城県大会で2回、優勝したときのメンバーだった。
 勉強の成績はあまりパッとしなかったけれど、ソフトボールをやっていたおかげで、私は特別不良になりもせず、不登校にもならずに、中学校生活を送ることができた。両親が、グローブやスパイク、ユニフォームや遠征にかかる費用を工面するには、相当苦労があったと思う。今の、体の丈夫な私がいるのは、そうしてまで3年間、部活動を続けさせてくれた両親のおかげだ、と感謝している。
 しかし、オリンピック日本代表のエースである上野さんの精神力というのは、どこから生まれ、どうやって鍛えられたものなのだろうか、と、3位決定戦の辺りから、私はずっと考えている。ご存知の通り、次回開催のロンドン大会から、ソフトボールという種目がなくなる。しかし、「ソフトボールの楽しさを、子供たちに伝えたい」と話す上野投手。私には、子供たちに何か残せるものなど、あるのだろうか?
 世界の頂点に立った彼女と自分とを比較すのはおこがましいが、同じ人間。私にもきっと“何か”あるはずだ。
 先週の日曜日、長女と一緒に餃子を作っているときのことだった。「皮つくりと包むの、どっちがいい?」と聞くと、「かあちゃんの作った皮で包むのはちょっと許せないから、皮作る」と彼女。私の手先があまり器用ではなく、うまく、まる~く、皮をのすことができない。それに比べて長女は非常に手先が器用で、まるで売っているもののように、うすく、美しい円形に生地をのすことができる。
 それについてさんざん言われたあとに、彼女が何気なく言った。「でもさ、かあちゃん、稼いでいるんだもんな。すごいよな」と。「稼いでいるからといって、尊敬はできないだろうけれど、少なくても家族を食べさせるだけの責任は、今のところ果たしているつもりだよ」と、照れながら、私は答えた。
 上野投手のように、周囲に自慢できるようなものはないけれど、少なくとも私は、子供たちに毎食、おなか一杯食べさせ、人間らしい生活を送れるよう、少々気分が乗らなくても、満員電車にも耐えて通勤している。まずは、そこからだ。
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プロフィール
HN:
May
性別:
女性
職業:
派遣社員、イラストレーター
趣味:
読書・お酒・ガーデニング
自己紹介:
派遣社員をしながら、絵本作家目指して、年1回、コンクールに応募しています。
【お知らせ】
2010年10月17日からしばらく日記を休んでいましたが、このたび、絵本のコンクールへの応募が無事済みましたので、2011年6月13日から再開いたしました。またよろしくお願いしますね。
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