父の肖像

　言っても仕方ないが、暑いっ！でも、だからこそ、ビールがうまい！

　今週はけっこう残業をした。残業を強要されることはないが、定時でばっかり帰っていると、いつのまにか仕事で視界が狭くなってくるので、残業できるときは30分だけでもやって、スーパーの特売日などは、もたもたしていると目玉商品が売り切れるので、定時で帰るようにしている。

　仕事は楽しいので残業は苦にならないが、夫もふたりの娘たちもほとんど夕食を作ったことがないので、頼りにならない。なので仕方なく、9時には夕食を始められるようには帰るようにしている。それでも彼らにしてみたら、遅いぐらいだが。

　昨日の金曜日も、遅くなっても自分でお好み焼きと、水餃子のスープを作ろうと思っていたのだが、どうも仕事のキリが悪くて、帰宅自体が9時を過ぎそうだったので、思い切って夫に電話し、買い物と夕食作りをお願いした。彼はだいたい、6時半には帰宅しているので、時間はあるのだ。お好み焼きなら作れるし、水餃子だって、パッケージにある「おいしい作り方」どおりに作れば、おいしく作れる。いい加減、生活の自立はしてもらわないと、と、「じゃ、稼いで帰るから、私の分もよろしく～」と言って電話を切ってしまった。

　9時にクタクタになって帰宅すると、ばっちり、お好み焼きも水餃子もできていて、ちょうど食べ終えた夫が、私の分の配膳をしようとしているところだった。上出来。夢のような食卓だ。

　ところで、今日は、私の父親を描いてみた。正月に帰ったときに、とてもいい写真をみつけたので、いつか描きたいと思い、借りてきた。せっかくなので、キャンバスにアクリル絵の具でこってりと描いてみたい。とりあえず今日のところはデッサンのみ。これから、少しずつアクリル絵の具を塗り重ねていこうと思う。

　昼寝から目覚めた夫が、「そっくりだね～」と言ってくれた。私も実はそう思っている。そして、とてもいい顔だ。自分の絵だけれど、仕上がりがとても楽しみだ。目標は秋の里帰りのときに持っていくこと。「ブラックバスの絵」にならないように、気をつけなくちゃ！