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昨日、家族で湯島天神まで行ってきた。長女が志望校を変更したので、合格祈願のやり直しに。ついでに、東京都美術館へ。長女の制作した「かえる」のパネルが、東京都立学校美術展に入選し、丁度会期だったので見に行った。
湯島天神へは初詣に行ったばかり。冷たい風の、つよい日だったが、「梅まつり」ということで、かなりの人出だった。お参りを済ませ、長女が絵馬に合格のお願いを書いている間、次女はかわいらしく「恋みくじ」を買った。初詣のときにひいたおみくじ同様、「大吉」だったらしい。
お参りの次の目的は、出店だ。正月ほどは出ていないと思っていたが、同じぐらいの数のお店があって、とても賑わっていた。娘たちは、出かけにおばあちゃんからもらった小遣いで、あんず飴、ベビーカステラ、かるめ焼きなど、普段食べられないお菓子を次々と買って楽しんでいた。昼に近かったので、私と夫は、じゃがバターとたこ焼きで、軽くお昼を。
東京都美術館までは、不忍池の真ん中を突っ切りながら歩いた。池にはカモやシラサキ、アヒルが水浴びをしていて、普段なかなかそういった鳥を見られない私たちは、夢中で、携帯のカメラで撮影しながら、美術館のある上野公園へ向かった。
東京都美術館には、私たちと同じような親ばか、ジジババばかが一杯だった。長女の作品ももちろん素晴らしかったけれど、同じ中学3年生で、驚くほどうまい鉛筆デッサンを見つけ、長女はかなり刺激されたらしい。同じ会場で、同時に、女子美術大学と都立芸術高校の卒業作品展を開催していて、「見て行きたい」という。
そこで夫と次女の「上野動物園チーム」と、長女と私の「美術展チーム」に別れ、別々に行動することにした。自分より少し年上の人たちの作品に触れ、さらに彼女は刺激されたらしい。殆ど無言で見てまわり、最後にやはり、「やっぱり、すっげーなー」と、感心していた。
ふたつの展覧会を見終わってから、ゆっくり待ち合わせ場所に向かう途中、上野公園の中で、ひときわ人を集めている大道芸人がいた。紙麻呂さん、という方で、パントマイムを取り入れた手品などで、テレビにも時々出演する方らしい。素通りしようと思っていたのに、その雰囲気に吸い寄せられるように、長女も私も動けなくなり、結局最後まで見させてもらった。
最後に、楽しませてもらった「気持ち」を差し上げて、「すごいね~、いいね~」などと、感想を語り合いながら、私たちは待ち合わせの地下鉄入り口に向かって歩き始めた。と、途中にまた屋台が。さきほど、湯島天神で食べはぐれた「チョコバナナ」。しかも、見たこともない「ブルーハワイ」という、毒々しい水色のがあって、チョコバナナフリークの長女は興味深々。ちょっと高かったけれど、お昼もまだだったので、普通のチョコのと、その怪しい水色をしたブルーハワイのを1本ずつ買ってあげた。銀座駅へ向かう坂道を下りながら、「ふつうにおいしい」と、長女はあっという間に2本、たいらげてしまった。
待ち合わせ場所で無事合流し、地下鉄に乗った。けっこう歩いたので、全員、電車の中ではぐったりしてしまった。次女はまたまたパンダのぬいぐるみを2個も買い、大好きなお姉ちゃんへのおみやげ(カエルのパペット)も忘れなかった。
午後3時頃、地元の駅に到着。駅のロッテリア」で「ふるポテ」を買い、それをつまみながら歩いた。「今日はぜいたくしてるな~」というので、「家族で焼肉食べに行くのよりずっと経済的」と私は答えた。夫と次女はまっすぐ家へ向かい、私は長女を美容院へ連れて行った。一週間後に迫った高校入試に向けて、髪をさっぱりとするために。
夕食の買いものをしてから長女を迎えに行き、一緒に家に帰った。ずっと気持が不安定だった長女も、この日は終始楽しそうだった。まだ、目標は見失っていないらしい。それよりも、目標を確実に再確認できた一日になったことだろう。
描いたのは、「小さな命」というパフォーマンスを披露してくれた紙麻呂さん。動物園や絵画鑑賞のほかに、またひとつ、上野での楽しみを見つけた。収穫の多い一日だった。
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昨日の土曜日、次女と銀座を歩いた。クリスマスの少し前に歩いたときのように、午前中にまず、彼女の髪をカットしてもらった。松山ケンイチに少し似ている、私の担当でもある美容師さんにお願いしたら、ほぼ希望通りにカットとスタイリングをしてもらえて、次女は大満足であった。
雪になるかも、という寒い日だったが、銀座は土曜日の12時から歩行者天国になり、腕を組んで歩くのにはちょうどいい寒さだった。
混みはじめる前のパーラー「風月堂」で、私も次女もビーフシチューセットを、次女はそれにケーキを頼んで、ゆっくりとランチを楽しみながら、その日のコースの確認をした。
ほぼ向かいにある老舗の文具店「伊東屋」で、知人のお嬢さんの高校合格祝いを選んでから、「松屋百貨店」の地下で、チョコレートをみた。デパートの地下で、バレンタイン用のチョコレートを買うのは、彼女にとっては初めてのこと。女性たちの「熱気」に、かなり引いてはいたものの、そこはそれ。買い物大好きなお年頃。自分用と彼女の父親用にそれぞれ、てきぱきと、しかし楽しそうにチョコレートを選んだ(どちらもお金を出すのは私)。自分用のは、父親用のより、なんと1000円も高かった!
「“プランタン”にも行きたい」というので、途中、「本の教文館」の児童書のフロアで、「ぐりとぐら」シリーズを1冊、ふたりで時間をかけて選んでから、プランタンへ。こちらでは、買わないのに雑貨やアクセサリーをいろいろみた。
小さい子を連れた若い母親が、「何がいいの?早くしなさいっ!」と、イラついているのに逢った。私もかつては同じ立場だったので、まあ、母親の気持はわからないでもないが、せっかくの休日の銀座。もっと、ゆっくり、親子の時間を楽しめば良いのに・・・と思った。そんな気持になれるのも、次女が、私の好きなものの良さをわかってくれて、私の買い物にも付き合える年齢になったからだろう。女の子を産んでよかった、と思う瞬間のひとつだ。
プランタンのあと、宝くじセンターに寄り、年末ジャンボのビリの当選を現金と交換し、それに少しの小銭を足して、スクラッチくじを買った。次女はこれが大好き。賞金は少ないものの、削る楽しさがあり、「帰ってからのお楽しみ」として、持ち帰った。
3時を過ぎ、若い次女も、休日の銀座の人ごみには疲れてきたらしい。「三越百貨店」の地下で、しぼりたての「みかんジュース」を頼み、クリスマスの時のように、ふたりで分け合って飲んだ。少しリフレッシュしてから、夕食に出すサラダ2種類と、おみやげにロールケーキを買って、地下鉄に乗った。
疲れていたし、荷物も両手に一杯だったので、地元の駅からはタクシーに乗って、家に帰った。家に着くなり、「疲れたーっ!」と言って、父親の昼寝する床に入り込んだ次女。やはり、まだ、子供だ。
その夜、私も次女も9時には布団に入り、「ぐりとぐら」を一緒に読み、10時前には眠ってしまった。
絵は、BVLGARIのショップの前に立った次女。あと10年しないうちに、こういうブランド品を彼氏にねだるんだろうなあ・・・
東京に、はじめて雪らしい雪が降っている。目が覚めて外を見たら、もう真っ白だったので、恐らく昨夜の早いうちに降り始めたのだろう。
先週は、長女の都立高校推薦入試の発表があったが、残念ながら、合格ならず。心配して会社の昼休みに電話してはみたが、幸か不幸か、一緒に発表を見に行った友達が全員そろって残念な結果だったらしく、「“一般では絶対に全員揃って合格しような!”って、却って結束が固くなったよ」と、案外ケロリとしていた。その言葉を信じて、引き続き見守ることにする。
推薦入試(面接)の前の金曜日に、クラスメイトのK君が、集団面接者を対象とする模擬面接会を企画して、土曜日も学校にいる運動部の顧問の先生に、面接官役をお願いしてくれた。長女の受験した高校は、簡単ではあるが、一部英語による質問があるとのことで、担任でもある英語科の先生にお願いし、やはり土曜日に、そのためのご指導を受けることになった。
面接の練習が始まるまで、英語で質問されるであろうあらゆる文章を想定し、それに対する回答を、自分でまず考え、担任の先生にチェックしてもらい、誰もいない教室で、何度も何度もそれを読んで、暗記したという。
面接練習も終わり、企画者であるK君が「この中で、ひとりでも合格者が出たら嬉しいな」と言ったらしい。彼の狙っていた高校は、長女のそれよりもずっとレベルの高い都立高校。もちろん、半端な倍率ではなかった。彼は、長女の苦手が社会科だと知って、毎日、休み時間ごとに、社会科講座を開いてくれた。自分だって受験勉強で忙しい身なのに。私も模擬問題を何度か見せてもらったことがあるが、社会科の嫌いな子でも、これなら楽しいだろう、と思うような、やさしく、解りやすい問題と解説になっていた。直前にあった実力テストでは、彼の予想問題がズバリ当たって、そこの部分では、長女は全て正解したという。
K君は将来、塾の講師になりたいという。「K君はね、自分の立てた目標を達成させることに、最高の喜びを感じるやつなんだよ」と、長女は言う。だから、長女のように、社会科が苦手な子が、自分の指導によって、解るようになっていく様子を見るのが楽しいのだろう。
そのK君が、難関と言われていた某都立高校の推薦入試に合格した!! 模擬面接会に参加した中で、ただ一人の合格者だった。長女は、「全て努力の結果だと思う。すごいよ。尊敬するよ」と、とても喜んでいた。私は、「あれだけ面倒をみてくれたK君を、絶対に泣かせるなよ」と、長女に言った。
ひと足先に合格を決めたKくん。彼のことなので、一般入試を控えている周囲の友人たちを、最後まで激励することだろう。そして、長女たちクラスメイトが希望の高校に合格することが、彼への最高の恩返しになる。
Kくん、本当におめでとう。そして、ありがとう。長女とあなたが一緒に過ごせるのも、あとわずかだけれど、もう少しの間、応援よろしくお願いします。
今日描いたのは、カエル好きの長女に友人が送ってくれた小銭入れと、ケンカにならないよう、パンダ好きの次女にも送ってくれた小銭入れ。これもまた、長女を見守ってくれるひとりからの応援グッズだ。ありがたい。
街から正月飾りが消えたと思ったら、もう、バレンタインのディスプレイ・・・今年も、女の祭典がやってくる。
初めて男の子にバレンタインのプレゼントを贈ったのは、中学1年生のときだった。手作りのお菓子のうちでも、チョコレートは難しい方だったので、クッキーを焼いて、その男の子の家まで届けた・・・と、ここまで書いて、それは当時の親友の付き添いで行ったときの想い出だったと、思い出した。自分のことは覚えていない。
彼女の好きだったN先輩のことを、実は、彼女よりもずっと前に知っていた。私が小学6年生の時、通院していた接骨院の待合室で、大怪我をして運ばれてきたN先輩を初めて見た。
先輩は中学生だし、私の小学校の出身ではなかったので、その後、待合室で顔を合わせても、特に話をしたことはなかった。当時彼は、サッカー部の2年生で、人気があったらしいが、小学生だった私は、まだ、中学生の男子に憧れるほど、マセてはいなかったらしい。
それでも、中学に入って、同級生たちが「N先輩、かっこいいよね・・・」と話しているのを聞いて、彼女等よりもずっと前にN先輩を知っていた私は「そんなの、前から知ってるよ」と、内心、得意に思ったものだ。
友人が騒ぎ出してから、何かに付け、N先輩の姿が目に付くようになったが、相変わらず先輩と私は直接話すことがなかった。ただ、彼女にくっついて、プレゼントを渡すのに付き合ったり、サッカー部の練習風景をひっそりと見学したりしているうちに、「恋ってどんなものだろう?」とは思っていた。
そんな私もその後、人並みに何度か恋をして、結婚相手を見つけ、二女の母になった。そして、娘たちは、(たとえ相手がアニメの主人公であっても)恋をする年頃になった。
「今年のバレンタインはどうする?」と聞くと、長女は、「(受験なので)あげないけれど、(ホワイトデーにはお返しを)もらう」と。そんなことを許すのは、彼女にはあまあまの、父親しかいない。次女は、今年はあげたいような男の子がいないので、「手作りして父ちゃんと、友達(女子数名)にあげる」と。ちぇっ! モテるのは、父親だけかよっ!!
「三越」から、カード会員宛に、バレンタインフェアの案内が届いた。宝石かと思うほど、ゴージャスなパッケージに、美しいツヤをした小ぶりなチョコレートたちがちんまり収まっている。いったい、こんなチョコレート、受け取って喜ぶ男がいるのだろうか・・・
バレンタインデーの贈り物の買いものは、女の大きな楽しみのひとつなのだと思う。豪華なパッケージに、上品なチョコレート。高ければ高いほど、「こんなのを買える自分」に満足するようにできている。
今年も、誰に贈るともなく、オレンジピールのチョコレートがけを作ろうと思う。娘たちと。そして、ブランデーか、ホットウイスキーで味わいたい。N先輩との恋をとうとう成就できなかった彼女は、今はどうしているだろうか? 結婚して、私と同じように、娘たちのバレンタインに付き合っているだろうか? そんなことを考えながら。
今日は、シンプルなチョコレートケーキを描いてみた。大好きな陸奥A子先生の少女漫画に描かれていたものを、大きくして、私なりに色をつけてみた。もう、好きな「男の子」に、こんなケーキを作ってあげることなどないのだろうなあ・・・夢は娘たちに託すことにした。
先週の金曜日の夜、次女とふたりきりで、地元の焼肉屋へ行った。最近の我が家は、高校受験を目前に控えている長女の話題ばかりなので、寂しがり屋で甘えん坊の次女が、ますます拗ねている。一度連れ出さないといけないな・・・と思って私が彼女と二人きりの焼肉デートを企画した。
その日、会社を定時で上がり、焼肉店の前で18:20に待ち合わせた。事前に予約を入れていい席をとってもらい、割引になるクーポンもプリントして行った。
家族で行くと、大人はビールやサワーを飲むし、食べ盛りの中学生ふたり連れなので、地元とはいえ1万円ぐらいはとぶ。しかし、今回は、次女とふたり。私は、お肉を食べ過ぎないように、最初に石焼ビビンバを頼んで、レモンサワーをちびちびやりながら、“お嬢”のために、肉焼き係に徹した。
久しぶりの焼肉だった。家では、ときどき鉄板焼きをするけれど、肉は薄いし、鉄板のため脂は落ちないので、美味しさがまるで違う。また、次女は、「サンチュ」に付いてくる辛味噌が大好きで、それをごはんに乗せて食べるのが楽しみらしい。お店の方にお願いして、辛味噌を多めに持ってきてもらった。
よほどおいしいのか、次女は、しばらくは無言で食べていたが、私と目が合うと、ため息をついて、“おいしいな~”。数日前に、「お姉ちゃんも来ればいいのにね」と私が言うと、「だめっ! お肉が減っちゃうから」。
おなか一杯食べても5000円かからなかった。満足して店を出てもまだ19:30だったので、近くの大型スーパーへ、安くなった冬の洋服を見に寄った。冬物のバーゲンには、ダウンジャケットを買ってあげる約束もあったのだ。気に入った、黒いダウンを見つけて上機嫌の次女。留守番の夫と長女にもアイスクリームのおみやげを買って、腕を組んで歩いて家まで帰った。とても寒い夜だったけれど、彼女と白い息を吐きながら歩くのは幸せだった。
こんなに母親に(実は父親にも)ベッタリで、ちゃんと反抗期が来るのだろうか?と私も夫も(長女までも!)心配している。話題が長女のことになると、「受験なんて、落ちちゃえ!!」と平気で言う。長女はオトナなので、呆れた顔をして無視しているが。
帰り道、次女に将来の夢を聞いてみると、「二通りある」という。ひとつは、一生懸命勉強して、山P(彼女が夢中になっている、NEWSの山下智久くん)と同じ、明治大学に入る。もう一つは、おバカ高に入って、バイトして、楽しく遊ぶ、というものらしい。親としては、前者でいって欲しいが、そのときまで山Pのファンでいるかどうか。
翌日土曜日、一緒に行った書店で、「しばわんこの和のこころ」という絵本を買った。柴犬の「しばわんこ」が、和の生活の楽しみ方を紹介する、人気シリーズの美しい本。日本の伝統行事や和の作法などを、やさしく、わかりやすく説いている。
「女の子が生まれたら、一緒に読むんだ」と、次女。山Pやおバカ高でのバイト生活以外に、ちゃんと将来のイメージがあって、母は少し安心した。彼女の娘は、私にとってはかわいい孫。「しばわんこシリーズ」は、今からそろえておいて、出産祝いにあげよう。女の子が生まれたら、だけど。
ということで、今回は、彼女の脅迫にも似た強い希望により、彼女のコレクションから、ぱんだのユウスケを描いてみた。やれやれ。
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プロフィール
HN:
May
性別:
女性
職業:
派遣社員、イラストレーター
趣味:
読書・お酒・ガーデニング
自己紹介:
派遣社員をしながら、絵本作家目指して、年1回、コンクールに応募しています。
【お知らせ】
2010年10月17日からしばらく日記を休んでいましたが、このたび、絵本のコンクールへの応募が無事済みましたので、2011年6月13日から再開いたしました。またよろしくお願いしますね。
【お知らせ】
2010年10月17日からしばらく日記を休んでいましたが、このたび、絵本のコンクールへの応募が無事済みましたので、2011年6月13日から再開いたしました。またよろしくお願いしますね。
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