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毎日は無理だけど、毎週ならなんとか
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 やっと、秋らしく、涼しくなってきた。
 3連休のうち、昨日と今日は、長女と海まで散歩をした。普段より時間があるので、土曜日は、渚まで足を伸ばし、砂浜の上を30分ほど歩いてみたが、思いのほか普段使っていない筋肉を使ったようで、足全体が痛かった。海の風は強かったが、南風だったせいで、寒い思いもせず、おしゃべりを楽しみつつ、歩くことができた。
 散歩の帰りはスーパーで買い物をした。31日の金曜日に派遣のお給料が入ったので、いつもは発泡酒を買うところを、きちんと「ビール」を買って帰った。そして、夕食はたこ焼きと、スティックサラダ、普段は体のために殆ど食べないスナック菓子などをテーブルに並べた。ささやかな私の贅沢。アルコール類も、普段は350mlの発泡酒1本だけのところを、昨夜はその後にチューハイとワインも飲んだ。
 3連休の初日だし、お給料は入ったばかりだし、借りてきたDVDもいっぱいあり、家族が揃っている。こういうのを、“しあわせ”だと、最近はつくづく感じる。
 今日、日曜日は、午前中に散歩をして、海にはあまり長居をせず、2時間ほどでまっすぐ帰ってきた。長女は、私が朝のうち作っておいたオムライスを、私はうどんを煮て、またまたアニメのDVDを見ながらお昼をいただいた。
 お昼のあとは、夕食用のけんちん汁と、いなり寿司の下ごしらえをし、その後、映画「ミス・ポター」のDVDを見ながら、たこ焼きの絵を描いた。いつかの日記でも書いたように、「ミス・ポター」は、「ピーター・ラビット」の作者、ビアトリクス・ポターの人生を描いたもの。
 「いいね~、絵本の印税で、湖水地方をそっくり買い取って、一生をそこで過ごす人生・・・」と、傍らでゴロゴロして見ていた夫がつぶやく。「まあまあ、私がそのうち、印税で贅沢させてあげるから」と私。もちろん、そんな予定も見込みもないのだが。
 ところで長女と話をしていて、「母ちゃんって、意外に無趣味だよね。絵を描く以外、何してんの?」と聞かれた。そういえば、絵のほかに、積極的に時間を費やしている趣味ってないなあ・・・読書はする方だと思うが、これは、往復の退屈な満員電車の乗車時間を、少しでも楽しもうと思って仕方なくしていることだし、野菜作りも、季節に偏りがあり、一ヶ月ぐらい何もしないことがある。
 なので、この「週末絵日記」をなくしたら、私は限りなくぐうたらな主婦になり、土日は最低限の家事だけして、あとはゴロゴロと、DVDなどを見て過ごして、精神的にも肉体的にも肥え太っていくことだろう。食べることも飲むことも人一倍好きで、ただでさえ、普通の女性より、摂取カロリーの多い生活だというのに。
 毎回、更新を楽しみにして下さる方がいるかどうかは不明だが、少なくとも、この「週一回更新」のペースを守ることによって、私には、週末にやるべきことがあるわけだ。たとえそれが、“たこ焼き”や、好きな俳優の似顔絵を描ことだとしても。
 今夜はこれから、次女の耳そうじをして、「名探偵コナン」のDVD見つつ、恐らく、家族のうちで私が一番早く眠ってしまうと思う。最近は、そうやって知らないうちに寝入り、誰かにテレビと照明を落としてもらうことにも、幸せを感じる。もしかして、家族に囲まれて食べたり、DVDを見たり、眠ったりすることが、私の“趣味”なのかも知れない。
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 何もなかった先週とは打って変わって、今週はわりと動きのあった一週間だった。
 中でも水曜日の映画レディース・デー、いっぱいになったスタンプ券のサービスを利用して、夫の分の鑑賞券代を浮かし、堤真一さん主演の「クライマーズ・ハイ」を、見に行った。夫と映画を観るのは、交際期間を含めて約17年で初めてのこと。今更、デートなどではない。夫は山が好きで、私は堤真一のファン、というだけだ。
 ロビーで開場を待つ間、ソファでコーヒーを飲みつつ、「私はね、別に山なんて、どーでもいいの!」と言うと、夫は私の目線の先の真一様ドアップのポスターを見て、「ああ、乗り換えたのね、拳さんから」とニヤニヤ。映画は、日航機墜落事故とそれを追う地元の新聞社の記者たちの動きを描いたもので、ずっと緊張しながら画面から目が離せなかった。「容疑者X」の、影のある役ももちろん素敵だったが、やはり堤さんは、こういう「とんがった」役がよく似合う。
 帰り道は、もちろん、「よかったでしょう?真一さま~」と私は連発し、夫は「はいはい」と聞いているだけ。映画館に向かう前に、夫は家でカレーを食べ、私は予告編を見ている間にパンをかじってはいたのだが・・・ふたりともまだ飲んでいなかったので、帰りは、コンビニに寄り、スナックを数種類買い、家で遅い晩酌をした。
 娘たちもまだ起きていたので、「真一さん、ちょ~かっこよかったんだよ!」と私だけ興奮し、他の三人は、「ふ~ん」と軽く流して、アニメのDVDを見ながら、飲んだり、つまんだり。
 翌々日の金曜日は、夫が月曜日に受けた脳の検査の結果が出る、ということで、会社にいても落ち着かなかった私。出かけに、「結果が出たら、すぐに連絡ちょうだいよ。絶対だよ」と言ってきたのに、お昼を過ぎても何もなし。午後2時近くになってやっと、「なんともなかったよ」というそっけなくも、うれしい連絡が携帯に入った。
 夕方、今度は長女から、「土曜日の夕食ってもう決まってる?」とメールがあった。「一応、バイトの初給料出るしさ、父ちゃん、検査でなんともなかったから、お祝いでもしようかな・・・って思って」と彼女。
 バイト代と言ったって、ほんの1万円ちょっとのはずだった。それでも、彼女のその気持ちがとても嬉しかった。「気を遣わないで、大切にとっておいて欲しいけれど、父ちゃんにはサプライズで何かしてあげると、すごく喜ぶと思うよ。キミに任せるよ」と返事をした。
 で、明日は、ケーキを買ってお祝いしてくれるという。本当に成長したな~と思う。いつもは、長女について、「あいつはな~、甘やかして育てちゃったのがいけなかった」とボヤいている夫が、明日、ケーキを出されたら、どんな顔をするのだろう。私は“共犯者”として、長女と夫を観察したいと思う。
 明日は、久しぶりに、長女とまた「皮から手作り餃子」を作る予定。最近、平日の夜も私と一緒に、キッチンに立って夕食の準備を手伝ってくれるようになった長女。手先が器用で、絵がうまくて、私の絵にはいつも手厳しいが、今日描いた真一さんの絵は、「うん」とだけ言ってくれた。“合格”らしい。


 特別嬉しいことも、嫌なこともない、平凡な一週間だった。体調はいい。よく眠れているし、食欲もありすぎるほどだ。
 が、予防として、昨日の土曜日、家族4人でインフルエンザの予防接種を受けてきた。3年ほど前に、夫がインフルエンザに感染し、長女にうつった。それまで我が家は、予防接種というものを受けてこなかったので、翌年から、かかりつけの内科に毎年予約して、接種をお願いしている。大人になっても、注射はあまり気持ちいいものではない。今回も、待っている間に、3歳ぐらいの女の子が注射を嫌がり、押さえつけている母親を蹴飛ばして号泣しながら抵抗している様子が聞こえてきて、“早く済ませたいな・・・”と、小学生のときの、あの順番待ちのときのいや~な気持ちを思い出してしまった。
 担当である女性の院長には、今年の春、私自身の逆流性食道炎のときにお世話になった。昨日も、“お母さん、いい顔しているわね。大丈夫そうね、もう”と、気遣って下さった。そして、意外なことに、先生自身が子育てにはずっと悩んでいた、というお話しもされていた。
 最近、つくづく“子育てって、難しいなあ・・・”と悩む。振り返って後悔してみても、どうにもならないのだけれど、同じ過ちを繰り返さないために、せめて、反省だけはしておきたい、とも。
 予防接種のあと、娘たちと近くの大型スーパーへ行った。ハロウィンをテーマにした絵を描こうと思って、雑貨を見ていたら、“これ、かわいい!ペン立が欲しかったの!”と長女にねだられた。“お注射、泣かずに出来たごほうびに、買ってあげましょうね~”とふざけて、買ってあげた。結局、それを描くことになったが。 
 きょう、日曜日は、朝10時から、長女と海まで歩いた。涼しくなってきて、夜の散歩をしなくなったので、週末の日中ぐらいは少しでも運動をしようと。そんな風に、最近は、娘たちといる時間が多いので、特別、改めて悩みを聞くようなことはないのだが、やはり、ひとりきりで歩いているよりは、楽しくて退屈しない。私と娘たちとは、身長もあまり変らないので、夫と歩くよりも、ペースが守りやすいのもいい。
 帰宅して、お昼を食べてからは、ドラマ「山田太郎物語」のDVDを観ながら、今日の絵を描いた。“ありえね~よ”というストーリーの学園ものだけれど、長女とところどころ笑いながら、楽しませてもらった。
 昨夜は焼肉、今夜はおでん、と、我が家の週末は「囲み料理」が多い。平日はどうしても、私の仕事の関係で、家族全員で“ゆっくりと”夕食を摂る事が難しい。なので、時間のある土日は、極力、みんなでわいわい食卓を囲めるメニューにしたいと思っている。
 特別いいことも、悪いこともなかったけれど、今夜も家族で夕食をおなかいっぱい食べることができる。
 おなかが鳴った! さあ、焼きおにぎりを作ろう。そして、おでんをもう一度温めて、家族と一緒に、幸せをかみしめよう。


 大好きな緒形拳さんが亡くなった。とてもショックで、暫くは信じられなかった。
 桃井かおりさんと共演の「ちょっとマイ・ウェイ」、俳優としてのデビュー間もない福山雅治さんと共演の「愛はどうだ」などで見せてくれた、年をとってからの柔和な表情が、若い頃の強くてギラギラした演技より、好きだった。とくに、無言で顔をくしゃくしゃにして微笑む拳さんが、大好きだった。
 名優はたくさんいるが、好きな俳優というのはなかなか出逢わない。しばらくは、テレビも映画もつまらないなあ・・・と思っていた矢先に、見つけてしまった!!
 先週の水曜日、レディース・デーを利用して、「ガリレオ・容疑者Xの献身」を、夜、長女と観に行った。長女は福山雅治のファン。私は、特別観たいわけでもなかったが、付き合った。その程度で観に行ったのに、容疑者X役の、堤真一さんに、惚れてしまった。
 うだつの上がらない役どころだった。でも、愛する女性に触れずとも、恋する大人の男の哀しいまでの色気のようなものが、どうしてもにじみ出てしまう。下手をすると、主演を喰ってしまいそうな名演であったものの、徹底してあえてあの二枚目を隠した演出で、かろうじて「二番手」に位置していた。
 緒形拳さんと堤真一さん。もちろん、それぞれ個性はあるが、今回、「恋してしまった!」といえるぐらいに、久しぶりに、男の人にドキドキした。私にもまだそんな感情が残っていたのか・・・と、嬉しくなった。
 今夜も、拳さん主演のドラマを観る。暫くはそういう特番が毎晩のように放送されるだろう。年頃の娘たちとのチャンネル争いが始まった!しかし、今日は、「どれだけかあちゃんが、拳さんを好きなのか」を説いて、どうにか、「イケメンパラダイス」を差し置き、チャンネルを譲ってもらうことになった。
 「かあちゃんが、そんなに拳さんを好きだったなんて、知らなかった」と次女。そう、拳さんは、唯一、「(そんなことはまずないのだけれど)もしプロポーズされたら、結婚をやり直してもいい」と思わせてくれる、魅力的な男性なのだ。
 さようなら、拳さん。今まで、楽しませてくれて、ありがとう。ご冥福をお祈りします。
 


 先週末に比べて、ちょっと元気になった。けっこう悩んだ週で、夫を始め、親友や、会社の派遣仲間にもいろいろ愚痴をこぼした一週間だった。あまりに悩みすぎて、頭がヘンになったような気がして、金曜日にはついに、精神科へ行くことを本気で考え、クリニックへの問い合わせまでした。
 “正常だと思う。もし、気持ちが晴れないのであれば、ノートに、思ったことを綴ってみてはどう?”と、ある方から助言をいただいた。ノートにはまだ何も書いていないけれど、そう言ってもらえただけでなんだかとても安心して、この土日は、比較的穏やかに過ごせている。
 昨日の土曜日、目覚めた瞬間に、外から素晴らしい朝の光が漏れいてて、“今日は、海に行こう”と決めた。ほぼ同時に目覚めた長女にもそう言うと、彼女も迷わず“うん”と言った。
 午前中は、秋冬に履く茶色のブーツの手入れをした。ブラシでほこりを落とし、皮専用クリーナーで汚れを落とす。茶の靴クリームを軟らかい布にこすりつけて、薄く、ブーツにのばす。少し時間を置いたら、やはりやわらかい布で、つやが出るまで丁寧に磨く。そんなことを1時間ほどやっていると、不思議と無心になっていることに気が付く。
 無心になるというのは、頭の中が軽くなって、とても楽だ。おもしろくなって、ブーツを置いてある辺りのこまごまとしたものの整理整頓を始めた。スリッパや古くなった小さい折り畳み傘、使い切ってしまった殺虫剤や防水スプレーの空き缶、古雑誌など・・・いつか、処分しようと思っていたものの墓場のようになっていたコーナーを、思いっきり掃除した。
 午後、夫と長女と私の3人で、海まで歩いた。天気は申し分なく、半袖でも汗ばむほどだった。外で体を動かす、というのは、これまた頭の中が空っぽになって、非常に気持ちがいい。ときどき、大嫌いな毛虫の死骸などを見つけて、一瞬、“うげっ”と言って、長女と同時に飛び跳ねて、笑ってしまった。
 今日、日曜日の朝、アニメの「ワンピース」に夢中になっている長女に、「なんでそんなに幸せそうな顔しているんだろうね~」というと、「だって、アニメ見ているときが一番幸せだもん!」と彼女。「じゃあ、キミから見て、母ちゃんが一番幸せそうな顔するときって、いつ?」と聞いたら、「眠りに入る瞬間だね。寝てんのかな~起きてんのかな~って、覗き込まなければわからない、そういうとき。ま、昼間、そんだけいっぱい働いているからね、母ちゃんは。」と彼女。
 今は、目標を見失っている時期だと自覚している。自分に対するノルマなどない。強いて言えば、この日記のために、毎週1枚は、新しい絵を描くことぐらいか。目標など、以前は立てようと思わなくても、次々に浮かんできて、それを達成するには、まず、どうすればいいのかを、常に考えていた。そういう気が起こらないということは、今はそういう時期ではなく、もっと優先順位的に大事なことが、いま、目の前にあるのだろう、という考えに至った。
 今日は、ホワイトソースからグラタンを作る。大人はきのこ、子供たちはポテトを中心に。料理をしていると時間もまた無心になれる。時間をかけて作ったグラタンをビールを飲みながらゆっくりと味わい、早めに眠ろう。明日からまた茶色いブーツを履いて、満員の地下鉄に乗り込む日々が始まる。次の週末は、また少しだけ、元気になっていることを期待して。
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プロフィール
HN:
May
性別:
女性
職業:
派遣社員、イラストレーター
趣味:
読書・お酒・ガーデニング
自己紹介:
派遣社員をしながら、絵本作家目指して、年1回、コンクールに応募しています。
【お知らせ】
2010年10月17日からしばらく日記を休んでいましたが、このたび、絵本のコンクールへの応募が無事済みましたので、2011年6月13日から再開いたしました。またよろしくお願いしますね。
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